るろうに剣心「維新志士への鎮魂歌」」を見ました。
幕末の動乱を懸命に生き抜いた志士たちの
悲しい物語でした。
「明治時代初期の日本が舞台。ストーリー自体はオリジナルのものだが、赤報隊や新選組、明治11年(1878年)5月14日に起きた大久保利通暗殺事件(紀尾井坂の変)など、史実や実在人物を物語に絡ませている。登場人物の名前に作者の出身地である新潟県、特に旧越路町を含めた長岡市に関係のある地名などが多く使われている。」
るろうに剣心「維新志士への鎮魂歌」です。(・ω・)/
物語の背景(実際の歴史において)
剣心と斉藤 一
新選組は、幕末に、京都において反幕府勢力を取り締まる警察活動に従事したのち、旧幕府軍の一員として戊辰戦争を戦った武装組織です。
剣心と佐野
赤報隊は、江戸時代後期の幕末に結成された草莽隊です。
王政復古により官軍となった薩摩藩、長州藩を中心とする新政府の東山道鎮撫総督指揮下の一部隊です。
薩摩藩の西郷隆盛や公家の岩倉具視の支援を得て、1868年1月8日に近江国松尾山の金剛輪寺において結成されました。
隊長は相楽総三で、公家の綾小路俊実、滋野井公寿らを盟主として擁立する。隊の名前は「赤心を持っ
て国恩に報いる」から付けられた。一番隊、二番隊、三番隊で構成されていた。
相楽総三は、薩摩藩邸の浪士隊の総裁として、江戸市内において旧幕府軍に対する挑発的行為として工作活動などを行い、これが戊辰戦争の最初の戦いである鳥羽・伏見の戦いのきっかけにもなりました。
父親が彰義隊の明神弥彦
彰義隊は、1868年、
江戸幕府の征夷大将軍であった徳川慶喜の警護などを目的として渋沢成一郎や天野八郎らによって結成された部隊です。
阿部杖策の発案で「大義を彰(あきら)かにする」という意味の彰義隊と命名し、改めて血誓状を作成したそうです。
旧幕府は彰義隊の存在が新政府に対する軍組織と受け取られることを恐れ、
また彰義隊と治安改善を願う江戸住民に対する懐柔を兼ねて江戸市中取締に任命しました。
幕府より江戸市中取締の任を受け江戸の治安維持を行いましたが、
上野戦で新政府軍に敗れ解散しました。