土曜日の飲み会は午後21時から同期21名で始まり、明け方まで飲み続けていた人は7名いました。


早稲男のMさん、作家のKさん、幹事のSさん、難波のMさん、紅一点Sさん、8期生のXさん、これからの人生設計の話しは大変参考になりました。。。これからもこうした機会を設けていきましょうね!




私は飲み会の前日も、立教MBAの同期と銀座→西新宿ディナーツアーがあったので、体内のアルコール濃度とコレステロールが心配です。


そのディナーでの話題の1つに「過去を捨てる・・・」、いゃ正式には「過去を持ち出さない」がありました。今後の社会生活をプランする時に、過去の実績を持ち出すと、それが邪魔をしてあるべき姿が描けなくなるためです。




いろいろ事例を出して語りましたが、昨日の飲み会でも尋ねてくる人があったので、今一度言いだしっぺの私が実例を用いて説明しましょう。


私の社会人は、、、


1、トヨタ生産方式のコンサル会社から始まる。CANONの「セル生産方式」で一世風靡した山田日登志先生に仕えました。。。一年目にして顧問先は専任で2件、兼任で5件で、大野耐一先生からも直接指導いただく。


2、同社退職後、日本生産性本部(当時)で短期間お世話になり、早稲田大学理工学研究科(工業経営学)に進みます。


3、修了後ここから大きく舵を切り、国内外に5つの法人を立ち上げます。。。無茶な話しのようですが、ビジネスプランを早大院在学中に作成したので、難なく事は運びました。


4、わずか1名で出発した法人は5年後には従業員1,200名に急成長です。もちろんM&Aは一度も行っていません。この時期に海外2つの国立大学から非常勤講師の要請がありました。(実現しなかったけど)


5、経営が成長期に入った事を確認し、手塩にかけて育てた5法人を1社ずつ売却する。なぜ? 買い手があったから? 新たなチャレンジを求めて?。。。この時期のマイル残高は100万マイル、アメックスからも例の招待状が届く。我ながら良く動き回りました。


6、国内に戻り、得意分野だった第2次産業を捨て第3次産業へ(供養産業)


7、文系に無知だったため学部再挑戦→1年1つ論文作成を自ら課し3年連続でご褒美をもらう。うち2つを事業化。そうです、事業化するために論文を仕上げました。


8、卒業後、供養産業のイノベーションを研究するために立教MBAへ。修論で6つのビジネスモデルが完成し、これから実現に向け「七転八起」の予定です。



・・・とまぁ、こんな感じですが、それぞれの時期に次のフェーズが描けるかが肝要です。私の場合『過去のキャリア』を引き摺っていたら、どれも実現不可能だったでしょうね。


トヨタコンサル時代の同僚は今でも同社で活躍中なので、どちらが正解だとは言えませんが、私のポリシーが「昨年とは違う自分を造り続ける」なので、こちらの道を選択しました。




昨日の飲み会でも起業が話題に挙がりましたが、それは決して難しい事ではなく、明確な予定を立て計画通り進めれば良いまでです。



起業される皆さん、キャリアチェンジされる皆さん、頑張ってくださいね!