第一四二五話 消滅 | ~風和里~真壁にて

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「語りのある街」「八七咲き街」に続く第三部です
日々の美しい風景 支えあう人の和 どこか懐かしい里 真壁 
この里の物語、自分の思い、旅日記などを綴っています

4月25日です。

 

青空が広がっています。

 

もうすぐ5月

 

五月晴れという言葉が似あう時節となりました。

 

 

昨日(24日)は川治温泉にいましたが

 

朝から雨だったのでどこにも寄らず家に戻りました。

 

夕方、何気にテレビを見ていると

 

消滅可能性自治体のニュースが映りました。

 

 

2050年までに消滅すると思われる自治体は744

 

もちろん過疎指定を受けている桜川市も入っています。

 

でもここで注目したいのは消滅から脱却できた自治体

 

前回の発表(2014年)では消滅自治体は896だったので152減りました。

 

 

テレビではその代表として豊島区が取り上げられていましたが

 

豊島区では女性会議を立ち上げその意見をもとに政策を進めたそうです。

 

これは個人的な推論になりますが

 

おそらく消滅する可能性の高いのは男中心の自治体

 

以前、「コンクリートから人へ」という言葉がありましたが

 

開発中心ではなくひとづくり中心の社会へ

 

このあたりの意識が消滅都市からの脱却につながると考えます。

 

 

2050年というのは26年後

 

そう遠い未来ではありません。

 

桜川市は2033年に人口が3万人を切ると予測されています。

 

しかも若い女性の数が激減していきます。

 

女性中心の政策へ転換できるか

 

できない場合は合併も視野に入れる必要があります。

 

今回の消滅自治体発表は重く受け止めなければなりません。