第一三四六話 雛話その20 | ~風和里~真壁にて

~風和里~真壁にて

「語りのある街」「八七咲き街」に続く第三部です
日々の美しい風景 支えあう人の和 どこか懐かしい里 真壁 
この里の物語、自分の思い、旅日記などを綴っています

2019年12月、驚くべき報道がありました。

 

新型コロナウイルスの出現です。

 

未知のウイルスはあっという間に世界に広がりました。

 

2020年1月、日本でも感染者が現れ始め

 

日本国内にも不穏な空気が流れ始めました。

 

そして2月4日

 

真壁のひなまつり第十八章が開幕しましたが

 

今までに感じなかった不安に包まれました。

 

その不安はすぐに現実になりました。

 

新型コロナウイルスは猛威を奮い始め

 

茨城県でも感染者が日を追うことに増えていきました。

 

国は不要不急な外出をしないよう

 

そして、人との接触も控えるよう呼びかけ始めました。

 

もはやひなまつりどころではなくなりました。

 

第十八章は中止の発表はしませんでしたが

 

2月中旬で実質的な中止となりました。

 

3月早々にはすべての学校が登校中止

 

4月には緊急事態宣言が発令され自粛の日々

 

この先、いったいどうなるのか…

 

大きな不安が日本を覆いました。

 

(つづく)