第一二八一話 小寒 | ~風和里~真壁にて

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「語りのある街」「八七咲き街」に続く第三部です
日々の美しい風景 支えあう人の和 どこか懐かしい里 真壁 
この里の物語、自分の思い、旅日記などを綴っています

1月6日です。

 

今日は二十四節気の小寒

 

小寒らしい冬晴れの朝です。

 

前話で30年後の未来の話を書きましたが

 

それについて元職場の先輩から電話がありました。

 

30年後は桜川市はなくなっていると。

 

先日、国立人口問題研究所から2050年の人口推計が発表されました。

 

それによると2050年の桜川市の人口は20,487人

 

2020年と比較するとなんと47.6%の減少です。

 

 

人口2万人では税収や交付金も激減し

 

市民サービスを維持することもできません。

 

おそらくその前に他市と合併すると思いますが

 

人口が3万人を切る2034年あたりがターニングポイント

 

ちょうど10年後です。

 

ということは今から合併を視野に入れておく必要があります。

 

 

小寒らしく寒い話になってしまいましたが

 

縮小日本の中で過疎指定地域の人口増は夢の話です。

 

現実は現実としてきちんと受け止めて

 

行政は市民の安心、安全、快適な暮らしを守る

 

そして市民は地域の自助、共助の意識を高めていく

 

市名は変わっても地域の暮らしは変わりません。

 

でも公助には限界があります。

 

自助、共助への道を歩めるかどうか

 

私たちも真剣に考える時代となりました。