第一二〇九話 秋思 | ~風和里~真壁にて

~風和里~真壁にて

「語りのある街」「八七咲き街」に続く第三部です
日々の美しい風景 支えあう人の和 どこか懐かしい里 真壁 
この里の物語、自分の思い、旅日記などを綴っています

10月31日です。

 

今日もさわやかな秋晴れです。

 

明日からは11月

 

今年もいよいよ残り2ヶ月です。

 

 

最近の10月31日はハロウィン一色

 

自分が子どもの頃ハロウィンイベントなど

 

まったくありませんでしたが

 

いつの間にか日本に定着した感じです。

 

賛否はともかくこれも時代です。

 

 

でも日本にも似たような行事があります。

 

真壁では「ぼーじぼ」と呼ばれています。

 

十五夜に子どもたちが藁を束ねて作った棒で地面を叩き

 

「大麦あたれ、小麦あたれ、サンカクバッタのソバあたれ」

 

と言いながら家々を回ります。

 

訪問した家からはお金や菓子がもらえます。

 

 

仮装で派手派手なハロウィンが盛り上がる反面

 

地方の伝統文化のぼーじぼが消えていくのは残念でもあります。

 

これも時代と言えばそれまでですが

 

できる限り残ってほしい伝統文化です。