昨日は午前中仕事をして、午後から病院へ行った。まだ夫は病室にいるようだった。コロナ対策の為私は病室には入れず待合室でひたすら待機。


1時間後、やっと車椅子でエレベーターから夫が降りてきた。一言二言話し、夫が血管撮影室に入ったのは予定時間より1時間遅れてだった。


ふたたび、待つ。


そしてそれから1時間半後、カテーテル治療が完了し私も治療室に呼ばれて術後の説明を受けた。


夫はすでに手術台から降りて車椅子に座っていた。

手術をしてくださった先生は若かった。

細っそりとしたイケメン風。女性にモテそうな感じだ。

広い手術室と数人のスタッフ、そして昨日診察してくださったベテランの先生、全てがドラマのワンシーンか?と思えるくらい画になっていた。


いやいや、そんな所に感動している時ではない。


モニターに映し出された術前の動脈ははっきり一部分狭窄していた。


それが今は太い道となってしっかりと血流を取り戻している。


「心筋梗塞一歩手前でした。」

そう先生に言われ、神様とその場にいる先生や医療スタッフ全ての方に心から感謝した。


助けていただいた命だから精一杯大事にしないとね。


夜は夫のいない家でひとりの夕飯。

いつもの私ならジャンクフードとアルコールだろうが、何故か焼鯖と納豆という身体に良さそうなメニューになった。勿論お酒も飲まず。


病院の皆さんの顔が浮かんできて、この身を大事に思わずにはいられない。


ただ、私の事だから…

….いつまで続くかわからんけど。