この前、どうしても行かなくてはいけない用があり、高圧電線の真下&鉄塔に囲まれた地域に行ってきました。
ちょうど電線の真下に建物があり、血の気が引いてかなり気持ち悪くなり早々に引き上げました。
3~5分くらいの滞在時間でしたが、吐き気が収まってくるのに半日、全体的な不調が落ち着くのに4日かかりました。
高周波のように頭部にがっと来る感じはあまりなく、身体全体に圧がある感じ。
一緒に行った夫も「ここは電磁波すごいの俺も分かる」と言っていましたが、何も感じないと言っていた人もいました。
周りは、住宅街で家やアパート、会社が多くありましたが、こういった場所に住宅街があるというのは衝撃的で、日本の電磁波基準の緩さを目の当たりにした感じです。
海外であれば果たしてここを住宅街にするだろうか・・そういうことはないのではないかと思います。
たまに通るルートにもそういった場所がありますが、できるだけ近寄らないようにしていて、通っても車に乗っているので、実際そういった場所に行って過ごすのは電磁波過敏症になってからは初めてのことでした。
近くの小中学校で敷地のすぐ隣が鉄塔だったり、高圧電線そば、携帯基地局に囲まれていたりするところがいくつかあり、もっと違うところに建てたらいいのになあと思いますが、土地の安さも理由にあるのかもしれません。
思い返してみると、私も通っていた小学校のすぐ隣に鉄塔があり、高圧電線がどんなふうに伸びていたかは覚えていませんが、元々電磁波に影響を受けやすい体質だったとしたら、その環境も良くなかったのかな、もしかしたらですが、ES発症の要因の一つになっていたのかもと思ったりもします。
高圧電線の下やそばなどに住むのは個々の自由ですが、健康には良くないですし、学校や公共施設は建てないで欲しいな~と思います。
ちょうど最近読んだ本に電磁波のことが載っていたのでご紹介します。
油についての本ですが、身体の酸化についてで電磁波のことにも触れています。
そのサラダ油が脳と体を壊してる (百年賢脳・健康法) | 山嶋 哲盛 |本 | 通販 | Amazon
(2014年発行)
「電磁波の危険性についてWHOは色々勧告を出していますが、日本は事実上それらの勧告を無視しています。正確に言うと、ただでさえ狭い国土に平野部が5分の一しかないわけですから、一億以上の人がそこに住むためには、「たとえ危険なことが分かっている電磁波であっても、その危険性が科学的に100%立証されるまでは、何となく安全だ、安全だろう」という潜在的な願望を役人も国民も持っている。持たなければ現実的に生活が成り立たないからです。企業利益が絡むだけでなく、政治的にも影響を与えるデリケートな事柄なので、問題が先送りされるケースが多いのが実情です。」
(p89)
とあり、なるほどなあ~と思いました。
電磁波問題の背景にあるのは利権と政治理由だと思っていましたが、土確かに土地が狭いというのもあるなあと。
狭い国土だからこそ、安全基準が高いものにしなきゃだめないんじゃないのって思いますけど、実際はゆるゆるですね。
あと、東京都庁の建物について、
「この高層建築は、東京タワーやスカイツリーからの電磁波をまともに受けるのでコンクリートには90tnものシールド材が入れられ、窓には電磁波シールドガラスが貼られ金属カーテンが貼られています。
首相官邸の建物もオールアース化されているため官邸内では電磁波は検出されません。
ということは、役所は十分電磁波の危険性を分かっているのです。
電磁波は、細胞膜からも電子を奪って膜をさびさせるのです。」(p91)
とあり、初耳でした。
ちょっとだけ調べてみましたが、都庁と官邸の作りもアースも分かりませんでした。そういった情報はどこかで見れるのでしょうかね?
高層だとスカイツリーや基地局の影響を受けやすくなるかと思いますが、他の高層階の建物は電磁波対策をしているのかもなのかも気になるところです。
首相官邸はシックハウスだったというのは聞いたことがありますが。
一般家庭や会社は電磁波無防備に対し、重要施設は電磁波対策をしているのだとしたら釈然としないなあーと思いました。
あとは、マイクロ波による健康被害、低周波による健康被害についても書いてありました。
油の摂り方も健康にとっては大事ですので、オススメの一冊です。
イラスト付きでわかりやすかったです。