2023年12月26日
弘前大学附属病院長 袴田健一 様
弘前大学職員組合
執行委員長 長谷河亜希子
附属病院の労働環境改善を求める要望書(1)
~本町職員駐車場拡充について~
職員組合では、かねてより本町職員駐車場が狭隘であり、毎朝交通渋滞と駐車場難に悩む職員が多数が発生していることを指摘し、対策を求めてまいりました。2021年12月に組合が実施したアンケート調査でも、少なくない数の職員が30分~90分も駐車場の確保のためだけに早出していることがわかっています。附属病院で働く多くの職員が改善を望んでいると思われます本町職員駐車場の確保について、下記のとおり要望致します。
まもなく厳冬期となります。どうぞ早急にご対応ください。回答は、文書により、できるだけ早めにいただけますようお願いします。
【要望事項】
1, 南塘町グランドの冬期間駐車スペースに車間表示をつけてください
昨年冬より南塘町グランドを冬期間駐車場として利用できるように対応していただきましたことは、多くの職員から喜ばれています。本年は更に駐車スペースを広げていただき、本当にありがとうございます。雪で駐車スペースがわからなくなり、スペースのムダが生じたり無理に駐車しようとして接触事故が起きたりしないよう、降雪後も駐車スペースがわかるよう対策をお願いします。できれば、朝の時間帯だけでも、交通整理する人の配置を検討してくださるようお願いします。
2, 夜勤する職員に配慮をしてください
夜勤を終えてくたくたになった朝、夜来の大雪で埋まった車を掘り出し、車の前に積み上がる除雪車の残した雪を除雪してからでないと帰れないという事態は、大きなストレスと疲労を生んでいます。冬季間、大雪予報が発せられた日に夜勤する場合に限って、夜勤者の立体駐車場の利用を認めていただけないでしょうか。夜間の除雪の際、夜勤者の車の周囲が除雪できないで残り、1台につき2台分にも相当するスペースに雪が残ってしまうという事態も回避でき、一石二鳥と思います。また、7㎞以内に居住する職員でも、疲弊するのを避けるため、夜勤時に限って車で出勤し、近隣パーキングに駐車し駐車料金を自己負担するという場合が多いようです。その場合、前もって申請すれば1日駐車カードが支給される等の制度を作っていただけないでしょうか。
3, 職員も利用できる立体駐車場建設を大学に強く要求をしてください
11月16日付にて人事課より「昨今の物価・人件費の高騰や資材不足などの影響から、駐車場建設のような大学独自財源による施設整備は、規模、費用、工期などの検討が困難」との回答をいただきました。困難なのは分かりますが、毎日毎日、交通渋滞と駐車場探しで多くの職員が30分~90分も、いらいらした時間を過ごしています。20分~30分歩いていただければ駐車場所はある、とも言われましたが、それほど遠い駐車場を「職員駐車場」というでしょうか。このように、附属病院の駐車場問題は、職員にとって極めて大きな負担となっています。これは医師・看護師の働き方改革にとってマイナス要因であるだけではなく、今後さらに激しさを増すであろう周辺病院との人材獲得競争においても、極めて不利な要因として働きます。現在の場所に病院がある限り、立体駐車場の建設でしか駐車場難の解決はありません。病院としても職員の実態調査を行い、早期の立体駐車場建設を大学に要望してくださいますよう、お願い申し上げます。
以上