日中韓 3か国の大学生や報道機関の記者計約30人が中国で交流ツアーがありました。


 中国の人民日報が主催し、1週間をかけて北京や杭州の観光地や大学を巡るプログラムで、参加者には、三つの班に分かれ、最終日までに短編動画を制作するという課題が与えられました。


 最終日の前日、ホテルのロビーで、一つの班のメンバーの学生が「 3か国に共通することは何かないかな」と切り出しました。


 日本、中国、韓国の言語には発音が似ている単語が多くあることがわかったのです。


「同意」や「勝利」などの単語を見つけ合って「乾杯!」で締めるストーリーを書き上げました。


 動画の撮影や編集は中国の学生が担当しました。


スマートフオンアプリ「TikTok(テイックトック)」で慣れているのか、約 2分の 動画は 3時間ほどで完成しました。


動画の最後には「国や文化は違っても、私たちには共通点があるはずだ」との一文を英語でつづっています。


 日中韓には、歴史認識など難題に直面するたびに関係が冷え込んできました。


ですが、ツーアーに参加していた学生たちは国籍の壁を簡単に乗り越えて分け隔てなく交流したのです。


未来に希望を感じさせるツアーとなりました。


〈 いいですね!。若者は、こおでなくてはいけません。〉