逮捕者が 4人いることを知りながら、海上自衛隊幹部も防衛官僚も木原防衛相に報告していなかったといいます。


防衛政策の根幹である文民統制ができてなく、言語道断です!。


 木原氏は衆院安全保障委員会の閉会中審査で、担当の防衛官僚が「報告の必要性の認識を欠いていた」のが原因だとし、「隠蔽の意図はなかった」と述べられています。

 

 内部規定では、警務隊が隊員らを逮捕した場合、直属の上司に報告することが義務づけられていますが、防衛相に報告する仕組みにはなっていないというのです。


文民統制の実態がこれとは、あきれるばかりです!。


防衛省では今後、逮捕事案などを防衛相に伝える制度を整えると。


 「制服組」と呼ばれる自衛官が、様々な事象を直接、防衛相に報告する必要は無いでしょうが、部隊から報告を受けた「背広組」の防衛官僚は防衛相に即刻、報告するのが当然なのです。


 今回、処分を担当した背広組の幹部は、事務方トップの次官には逮捕事実を伝えていました。しかし、12日の発表前には、木原氏とも打ち合わせ を行っていましたが、「十分な時間がとれなかったため」、逮捕については報告 しなかったといいます。


ですが、処分に関して打ち合わせていた以上、「時間がなかった」という言い訳は成り立たないのです。


 自衛隊の最高指揮官である首相も、対応を木原氏に任せるばかりでなく、信頼を失った 防衛省、自衛隊の 肝心の防衛政策に影響が出ぬようせねばなりません。


〈 昨日の新聞に、「自衛隊の明記より、9条 2項を削除して自衛権の行使を明記すべきだという声があるといいます。私は賛成です!。ですから軍隊ではなく自衛隊なのですから。そして、自衛隊員が誇りを持てるよう、自衛隊法を改正し、実質軍隊にすべきです。〉