米大リーグの大谷翔平選手のキャンプ取材のために滞在したアリゾナ州テンピで、完全自動運転のタクシーを初めて経験した。
運転席に誰も乗っていないタクシーがやってきた。乗り込んでドアを閉めると、ゆっくり発車した。」
赤信号ではきちんと止まる。自動的にハンドルを切って車線を変更したり、交差点を曲がったりしながら、目的地に着いた。
手配や支払いもスムーズだった。スマートフォンのアプリで行き先を入力して車を呼び、登録したクレジットカードで料金を支払う。
降りる際には「忘れ物に気を付けてください」という英語のアナウンスもあった。愛想のいい運転手がいるかのようだった。
米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーとグーグル系のウェイモが提携して運航している。
日本では新しい技術やサービスの導入は慎重な検討を経た後になる傾向があるが、米国では、一部地域で自動運転のタクシーが実用化されている。
自動運転の車両を巡っては、米国で2018年に道路を横断していた歩行者をはねる死亡事故も起きている。
安全が確保されることが大前提だが「また乗ってみたい」と感じたのも確かだった。
(帯津智昭)
< 読売新聞の昨日の「異国ログ」の全文パクリですが、バスではなく、タクシーが自動運転とは驚きです。アリゾナ州のテンピだけの実用化なのでしょうか?。それともアリゾナ州全体、あるいは全米なのでしょうか?。>