自動運転の活用に向けて、政府は、2033年までに東北地方と九州地方までを結ぶ高速道路に自動運転レーンを設置する方針を固めました。

 

経済産業省の計画では、ドローンの飛行ルートの設定や、水道管などの地下インフラ情報の3次元(3D)データ化などを進める予定で、今後10年間で少なくとも2兆円の経済効果を生むと見込んでいます。

 

 自動運転レーンは24年度に、新東名高速道路の駿河湾沼津ー浜松間の100㌔・㍍に設置される予定で、新たな計画では26年度までに東北道などに広げ、33年度までには東北地方から九州地方までを結ぶ高速道路に拡大します。

 

高度な運転支援を備える「レベル2」から、運転手不要の「レベル4」までの自動運転車の利用を主に想定しています。

 

 ドローンの飛行ルートは、33年度までに全国の一級河川の上空(総延長1万㌔・㍍)や、全国の送電網の上空(4万㌔・㍍)に設定し、ドローンによる物資の配送や、電力インフラの点検などに生かすことを目指します。

 

 水道管やガス管など地下インフラの3Dデータ化は、さいたま市と東京都八王子市で開始し、26年度までに全国の10都市に、33年度までに50都市に広げる計画で、破損個所が見つかりやすくなり災害などからの復旧がより早くなることが期待されます。 

 

< 経産省もやりますね!。若手の優秀な人材が育ってきたのかな、などと思っています。>