結婚して半年が経った頃。
一向に妊娠の兆しがないことに、不安を感じていました。
今思うと、その頃からいろいろ調べ始めたんだと思います。
でも当時は、まだ「妊活」という言葉もありませんでした。
生活習慣が妊娠に関係するなんて思いもしなかったし、ネットも今のようには普及していません。
情報源は本が中心で、書かれているのは不妊治療の検査や治療についてばかりでした。
だから私は、不妊治療を始めれば何かしら原因が見つかって、妊娠できるようになると思っていたんです。
ところが実際は違いました。
不妊の原因になるようなことは見つからない。
数値が整っても妊娠しない。
治療をステップアップしても妊娠しない。
気づけば、不妊治療中心の生活になっていました。
生理不順だった友人が先に妊娠したり、検査をしても原因が分からなかったり。
しまいには「相性かもしれませんね」と言われてしまい、どうしたらいいのか分からなくなってしまったんです。
私も、できることはやっていました
もちろん、何もしなかったわけではありません。
冷え性だったので毎日湯船に浸かっていましたし、体を冷やさないようにもしていました。
「精子にいい」「卵子にいい」と聞けば食事も意識しました。
子宝で有名な温泉に行ったこともあります。
当時は今のように葉酸サプリや妊活サプリの情報も多くありませんでしたが、もしあったらきっと試していたと思います。
今思えば、その時の私は本当に必死でした。
妊娠できると言われるものを探しては試し、また次の情報を探す。
でも振り返ると、そこにはひとつ抜けていた視点がありました。
「私の体は今どんな状態なんだろう?」
それを知らないまま、妊娠に良いと言われるものを追いかけていたのです。
不妊治療だけでは解決できないことがある
今だから分かることがあります。
不妊治療は、「生殖補助医療」と言われるように、精子と卵子が出会うためのサポートです。
もちろん、とても大切な医療です。
でも、その出会いのチャンスを受け取る体を整えることまではできません。
その部分は、誰でもない自分自身の日々の積み重ねなんです。
食事、睡眠、ストレス、冷え、疲労。
そうした毎日の生活が、少しずつ体に影響していきます。
ところが当時の私は、妊娠するための方法ばかり探していて、自分の体がどんな状態なのかを見ることができていませんでした。
まずは自分の体質を知ることから
体質を変えたいと思っても、今の体がどんな状態なのか分からなければ、何を変えればいいのか分かりません。
だから私は、まず自分の体質を知ってほしいと思っています。
もしあの頃の私が、もっと早く「自分の体を見直す」という視点を持てていたら。
もっと違う妊活ができていたかもしれません。
少なくとも、あんなに遠回りはしなかったと思うのです。
もし今、
・何を頑張ればいいのか分からない
・検査では異常がないと言われた
・治療を続けているのに結果につながらない
そんな状況でしたら、まずは自分の体を知ることから始めてみてください。
体質が分かると、
今の自分に必要なこと。
反対に頑張らなくてもいいこと。
そんなことが少しずつ見えてきます。
妊活は、誰かと同じことをするものではありません。
自分に合った整え方を見つけていくこと。
私は妊娠という結果にはつながりませんでした。
でも、あの遠回りした経験があったからこそ、
「あなたには同じ思いをしてほしくない」
そう思っています。
この経験が、今の活動の原点です。🌿