この日のワークショップは、
「土作りワークショップ~種と食に関わるお話会~」
でした。
講師をしていただいたのは、
スペシャルシードマイスターのともこさん。
まずは、
お庭で プランターの土作りを皆さんに見てもらいます。
通常、
プランターで野菜やお花を育てようと思ったら、
鉢底に
水通しを良くするための石を敷き、
「野菜と花の土」 といったような 化学肥料入りの土を入れますが、
まったく逆のやり方なのです!
鉢底には黒土などを入れて踏み固め、
その上に
腐葉土やピートモスなどなどを混ぜた土を入れ・・・
化学肥料を施すことなく、
土が本来の自然(微生物)の働きで、元気になるというもの。
確かに、
自然の土は 水がビシャビシャと出てくる場所はないですよね。
土作り実演の後は、部屋に戻り、
本来の土の豊かさ、
土壌の機能、
種のいろいろ、
それにまつわる食のお話など、熱く語られました。
ふだん何気なく食べている、野菜やお肉。
どうやって育てられているのか、
気になってしまいました。
すべてを自然農法でつくられた野菜で、ということは難しいですが、
まずは自分の好きな野菜でも、
自分で作れたら、素敵ですね。
食の安全性が脅かされる今、
このような考え方を、子供たちに伝えていければいいなと、
改めて考えさせられるワークショップでした。