占星術コラム
～今日のテーマは、
「月の記憶」について～
月は動きが速く、
一日に12～13度くらい進みます。
出生時間がわからない方は
月の位置が特定できないので
是非、母子手帳で確認してくださいね。
月は、0～7歳くらいまでを象徴します。
三つ子の魂百まで
と言いますが、月の年齢域で体験したことは
ずっと残っていくとされています。
いわば、月は「記憶」とも言えます。
しかし、記憶とは曖昧なものです。
同じクラスで同じものを見てすごしていても
ある人には喜劇に
ある人には悲劇に
とらえ方でいかようにも見える
ということが起こり得ます。
自分の記憶も意外と曖昧で
数年経つと忘れてしまったり
もしくは、はっきり覚えていると思っても
間違って記憶していた
ということもあったりします。
これは、錯誤なのでしょうか?
いや、もしかすると
記憶は上書きされるのではないでしょうか。
小さな失敗をくよくよしていた自分
みんなに笑われた悲しい記憶・・
それが、長い年月を経て
失敗したけれど、みんなが笑って許してくれた
みんな優しく見守ってくれた
そんなふうにプラスに上書きされた経験は
誰しもあることでしょう。
経験を積み
あんなことくらいは大したことがない
という出来事のとらえ方の違いが
過去の記憶を
アップデートしていくのですね。
過去の記憶は上書きされる
その上書きのタイミングの一つは
天体が一周してきて同じ場所に来た時
かもしれません。
月だったら
ネイタルの月をスタートして動く
進行の新月
これが、一周してきたり
変化を感じやすいポイントにきたりした時
自分の中で
何かが切り替わっていくような気がします。
進行の月に注目することは
自分の内面と向き合うこと
自分との対話
と言ってもいいかもしれません。
進行の太陽と月が0度で進行の新月
90度で上弦の月
180度で満月
又、90度で下弦の月
このようなタイミングに差し掛かった時
過去の記憶を上書きするチャンス
と考えてもいいかもしれません。
挫折したことにリベンジ
というのも、ありかもですね。
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