こんにちは
今日もコック長よこいが元気に夏2の様子をお送りしたいと思います!!
突然ですが皆さんは『米騒動』という日本の事件をご存知でしょうか
『米騒動』とは…
--米価の暴動を原因とする民衆の暴動をいう。江戸時代中期以降米一揆はしばしば起っており,明治維新後も 1890年と 97年の2度,富山県を中心に北越地方で同様の米騒動がみられたが,普通は,全国的な規模で行われた 1918年の騒動をさしていう。--(出典:コトバンク)
長々とした説明は置いといて、要は1918年に起こったお米に関する事件なんですけども…
1918年からちょうど100年目を迎えた2018年の白馬ヒュッテでもなんと『米騒動』が勃発しました
白馬ヒュッテの最大の魅力の1つである3食食事付きという点において毎回欠かせない白いご飯
それを炊くのに使っている釜が今日点火しないという不具合を起こしちゃったんです(※業者さんがすぐに出張点検してくださったおかげで今は直りました)
点火しないとお米は炊けないわ業者さんに電話するやらで夏2メンバー全員てんてこまい状態でした
結局不具合の原因はガスが詰まってた(?)ということで機械自体の故障ではなかったのが幸いでした、はるばる遠方から来てくださった業者さんに本当に感謝です
機械自体の問題はなかったのですが、お昼までにお米を炊かないとお昼ご飯用のお米がない…というのが今回の1番重大な事件でした
でもお昼用のお米を炊かないといけない…といった難しい状況の中で私たちがとった解決策は
お鍋でお米を炊く!!
(お鍋でお米を炊いた後の写真撮り忘れましたがとってもいい感じに炊けてました!!)
そんな珍しいことでもないし今でも鍋でお米を炊いてますっていう人は多いかもしれませんが私にとっては小学5〜6年生の家庭科の授業ぶりのことで失敗しないかとっても不安でした
スマホで「お鍋でお米を炊く方法」で調べると…
小学生の時に習った(気がする)「はじめチョロチョロ、中パッパ、赤子泣いても蓋とるな」=「はじめは弱火で鍋全体を温めたら一気に強火にして沸騰させて加熱後にすぐ蓋を取らずに高温でしっかり蒸らす」という方法が出て来ました!
若干の懐かしさを感じながらその通りに行ってみるとあっという間に美味しいお米が炊き上がりました
このはじめチョロチョロ〜という唄は炊飯器がなかった時代にかまど炊きご飯の火加減についてまとめた口承の1つとして現在に至るまで伝わり、家庭科の教科書に載るくらい有名な言葉となっています。
ボタン1つで炊飯できる今の時代から考えたら毎日のように土鍋などで自分でさじ加減を見ながらお米を炊いていた昔の人は本当にすごいですね
何はともあれ無事に美味しい白ご飯が炊きあがってお昼も美味しいご飯を食べられたので本当に良かったです
でもたまには炊飯器を使うのではなく鍋などでお米を炊くのも楽しいなと思いました
何よりおこげが美味しい!!おこげを味わえるのが鍋でお米を炊くことの醍醐味ですね
皆さんも是非初心に帰ってお鍋でお米を炊いてみてください
以上、今日のヒュッテの様子でした