娘が不登校になり、発達の凸凹を疑うようになってから、色んなところに相談しに行きました。
その結果得た教訓。それは
相談先は選ばないと無意味
ということです。
以下、わたしの相談先と私なりの結論をご紹介します。
1)中学校のスクールカウンセラー(SC)
娘が不登校になったとき、担任に紹介されて相談を始めました。
最初は娘だけ、その後私+娘が別々の時間に相談していました。
人柄は悪くはなかったのですが、何といっても子どもの発達に関する知識がなかった。
私が見ている限り、娘の不登校には「発達特性(ASD傾向)による対人関係の苦手さ」が大きく関係していると思うのですが、このSCさんは、娘のWISKを見せても、特性のことを相談してもいまいちピンときていないようで。
まぁ、この方のプロフィールを見ると、専門が集団社会学なので、そりゃ分からんよね・・・
というわけで、2月頃には私も「こりゃだめだ」と思っていたし、娘も心を開けないようだったので、3月末の学年が変わるタイミングで一旦終了することにしました。
2)大学病院の精神科医
不登校になりたての頃は娘のメンタルが落ちていたので、初診料(7,700円)さえ払えばすぐ受診できる大学病院の精神科を受診しました。
WISKもすぐに受けられたという点ではよかった
ただ、WISKの項目間差が40以上もあるのに、特に詳しい問診もせず「発達障害ではない」と断言されたことに、徐々に疑心暗鬼になってきて・・・
娘も錠剤が飲めない(飲まない?)ので、処方される薬も飲まず、このため今はとりあえず受診しているだけでお薬もない状態です。
なので、支援先としてはほぼ無意味かな・・・
3)市の発達相談
こちらは、子どもの発達に詳しい専門家の先生に相談できます。
最初の面談時はWISK結果がまだなかったので、現状をお話しするだけで終わったのですが、2回目WISK結果が出てからは、「こりゃ娘ちゃんしんどいよね・・・」ということになり、色々発達特性に応じた助言が受けられ・・・そうです。
継続して利用したいのですが、こちらはなんせ予約が取れない。
全回予約が2月末、次回予約が5月末と、3ヵ月くらい空くのがデフォ。
相談できないよりはましですが、相談したいときに相談はできない&相談時間も1回90分(娘45分、私45分)なので、聞きたいことすべて聞けるかといわれると?です。
せめて月1で相談したい・・・
4)通っている中学校の校長
1月頃に知ったのですが、娘が通っている中学校の校長は、特別支援教育が専門。
校長先生も月に2回教育相談の日程を取られていたので、3月初旬に相談に行きました。
娘のWISKを見せると、娘の特性や得意・不得意、果ては環境調整のことなど詳細に助言してくださり、最初からこの人に相談しとけばよかった~ってなりました。
本当は継続的に相談を受けたいのですが、この3月末で任期終了。
来年は違う方が校長になるので、先行きは不透明です
ざっとこんな感じかな。
いろいろ相談してみて、やっぱり特別支援教育的なものや、子どもの発達を専門にしている方でないと、娘や私の困り感は理解してもらえない印象が強かったので、今後は
1) 子どもの発達に詳しい小児科医
2) 市の発達支援センター
に相談に行く予定です。
子どもの発達関係のところは、どこも予約が取りづらい状況のようですが、こちらとしては月1くらいでは相談&ガス抜きしたい。
あと、学校と連携して動いてくれるところの方が、わたしのエネルギーも取られにくくてよいかなと思っています。
来年度の校長も特別支援に理解がある方で相談できたらいいのにな~、無理だろうな~と、期待半分で待っています