娘のWISK検査の結果を受けて、あれこれ悩んでいます。
もともと、私は長年娘はADHDなんじゃないかと疑ってきました。
最初に疑ったのは、小学校入学後。
かんしゃくがひどく、忘れ物も多い。
宿題や家庭学習にも集中して取り組めない。
でも、学校で担任の先生に相談しても、
「いやいや、(こんなん)まだまだですよ~」
と言われ、私も最初の子育てで他に比較の対象もなかったため、「そんなものなのかな」と無理矢理自分を納得させてきました。
その後も、登校しぶりや、あまりの不注意のひどさに、何度か発達支援センター的なところに相談しようと思ったことがありました。
でも今回、不登校をきっかけにした検査で、どうもADHDではないだろうことが判明
というのも、ADHDだと処理速度やワーキングメモリが低めに出ることが多いようですが、娘はこの数値が相対的に低くなく、むしろ平均よりも比較的高かった・・・
じゃぁこれまでのアレコレはなんだったん?
娘のFSIQや知覚推理の値をもとに色々検索しているとき、ふと見つけたのが「ギフテッド」という特性。
いくつか記事や本を読んでみると、結構娘に当てはまる部分も多い。
例えば、
● 幼い頃から異様に本が好き
娘は年長の頃から読書にハマリ、あっという間にさまざまな本を読むようになりました。
基本的に集中力はないくせに、読書となると何時間でも集中して読んでいる
1年生の頃から、「ゾロリ」とかいわゆる小さい子向けのものではなく、結構字が細かくて長いお話を好んで読んでいました。
うちは子どもが小さい頃から毎晩読み聞かせをしていたので、「だから本が好きなんだな」くらいに思っていましたが、同じように育てた次女・三女は、長女ほどには本を読まない。
そして、読む内容が明らかに違う。
例えば、次女や三女は、いわゆる「年相応」の本しか読まない(1~2年生でゾロリや忍たまとか)のに、長女は低学年でハリポタ読破、はてしない物語などの岩波少年文庫系など、「いやそれ理解できるん?」って本を読んでました。
習ってない漢字も当然出てきますが、雰囲気で読んでいるようで。
1年生の担任の先生には、懇談の時に
「授業中に、机の中に本を隠して読んでいます」
と言われて、マジでビビったこともありました
※それ中高生がやるやつやろ?
まぁ、これほどまでに病的に本が好きでした。
5年生だか6年生だかの誕生日には、ヘッセの「車輪の下」、茨木のり子の詩集などをリクエストされましたからね。
今考えるとやっぱりちょっとおかしいわ・・・
このほかにも、
・過度激動
⇒ 味覚が異常に敏感で、そのため偏食が激しい
感受性が豊かで、非常に共感力が高い
幼い頃のかんしゃくの激しさもこれの可能性あり
・興味関心の幅広さ
⇒ 小学校低学年頃から、社会の動きに興味があり、雑誌「NEWSがわかる」を愛読。
ほかにも歴史が好きで(特に戦国時代?)、真田三銃士とかその頃の話(めちゃ分厚い)を熱心に読んでいた。
星に興味がある時代もあったなぁ・・・
・記憶力の良さ
⇒ 幼い頃のこととか、本当によく覚えている
本人も、「記憶力がいいから、1回読んだら大体覚えられる」と言っていた(ホントかよと思っていたけどホントかも)
何より、年長の頃から違和感を感じていた「精神年齢の高さ」。
長女が小さい頃からず~っと、「年相応じゃない」と感じていました。
なんて言うか、言動が妙に大人びているというか、実年齢+3歳くらいの感じなんですよね・・・・
だから、同年代の子ともぜんっぜん馴染んでなくて、いつも孤立しがち。
外遊びなら好きだからやるけど、同級生ときゃぁきゃぁ会話で盛り上がってるところはほとんど見たことがありません。
「話が合わないんだろうな」と思っていましたが、話題に関心が持てなかったんだろうな
※ この傾向は今もあり
というように、ギフテッドの特性で当てはまる部分も多く。
ただ、知覚推理が低いせいと、FSIQも130には届かないので、いわゆるテレビで特集されてるギフテッドの子のように、「ものすごく賢い」かというと、そういうわけではないように思います
ギフテッドについていろいろ調べていると、やはり周囲から孤立しがちで不登校の子も多いらしい。
うちは、得意不得意の凹凸も大きいので、より生きづらい部分があるのだと思います。
今まではADHDという認識でのアプローチやサポートが必要だと考えていましたが、もっと違う角度からのアプローチが必要なのかもしれません。
またイチから勉強です・・・・