モモちゃんはいつもニコニコ笑っている元気な女の子でした。

 

話を聞き取れないときがあるということは、学校生活で困ることがあるのじゃないの??

 

と、思いますが、学校での様子を保護者が観るのは参観日か運動会、音楽会ぐらいです。

なかなか、私が困り感を見つけることができません。

 

担任の先生は、モモちゃんが困っている様子はないので安心してください と言われます。

 

モモちゃんに、「何か困ったことがあったら教えてね。」と伝えると、

元気よく「うん!!」と答えるばかり。

心配が取り越し苦労なら良いのだけど・・・。

 

三学期、「モモちゃんは学校に行きたくない」と、泣くようになりました。

「何でなの?」と聞いたら

「分からない・・・」

言葉に出来ないけど学校へ行きたくない・・・。

 

モモちゃんは、毎晩のようにお布団に入ってからの1時間、めそめそと泣くようになりました。

何週間か経ちやっと、高学年の男の子が、休み時間や学校帰りにふざけて近寄ってくるのが怖いと分かりました。

学校の先生に、誰かは分からないけど困っていることを伝え、見守っていただくことになりました。

 

2週間ほど経って、先生からお電話がありました。

「どの子がモモちゃんにちょっかいをかけていたのか分かりましたので、注意しました。今後はしないと約束しましたので大丈夫と思います。」と連絡をいただき、モモちゃんと一安心しました。

 

モモちゃんが嫌な目に遭うことは解決しましたが、相変わらず学校が嫌だと泣いています。

 

 

小学校低学年では、自分で感じる気持ちを言葉で表現することは難しく、

モヤモヤする 何となく嫌な気持ちがある その気持ちをどう表現していいか分かりません。

モモちゃんも何か嫌な気持ちがあって、どんなことが嫌なのかがなかなか言葉になりませんでした。

 

 

相変わらず学校が嫌だと泣き続ける理由は、次回に。

 

 

 

今日はここまでに。

ありがとうございました。