クリスマスシーズンになるとクリスマスに恋人がいないということをネタにした嫉妬や呪詛の言説がインターネット上などに飛び交うことになりますが、自分はというと、クリスマスに幸せな時間を過ごす恋人たちにこれといった嫉妬や呪詛の感情を抱くことはありません。
もちろん、自分がモテまくりで毎年、欠かさずにクリスマスに恋人と過ごしているというわけではありませんし、むしろ、ここ十年ほどはずっと独り身で過ごしています。
もとより、伝統に忠実な西洋のクリスマスは当然のこと、日本に輸入されてからのクリスマスという軽薄な方面のクリスマス文化のことも割と好きだということが、それらの嫉妬や呪詛をはかない理由といえるかもしれません。
クリスマスに恋人と過ごした数少ない経験から得た結論は「この程度のことで自分の魂が抱えている孤独感は決して埋まることがない」というものですから、幸せそうなカップルを見ると「無邪気に幸せであれ」と願うようでもあるのです。