異常なまでの猛暑日続き。これでは湖上に出る気も失せしまうが、うかうかしていると秋になってしまう。梅雨時季のチャンスを逃し、更に夏の釣行を見送れば、今シーズンの終わりが見えてしまう。そう考えると急に焦り始めた。休日前に天気予報をチェックすると、何と曇りの予報が出ていた。行かない選択はなかった。

 

しかし・・・

早朝から猛暑日確定レベルの快晴で、風もなく既に灼熱の空気に包まれていた。厳しい日射しの中、減水した琵琶湖へエレキを掛けて進んだ。水路の出口まで進むとエンジンを下した。水はこの時季らしく澄んでいたが、ウィードの伸びが良くなさそうに思えた。2ヵ月振りの琵琶湖(実は6月が初釣りでした)は期待に応えてくれるのか。目指すウィードエリアへボートを走らせた。

 

やはりウィードの伸びがイマイチだった。例年なら辺り一面にウィードが顔を出しているが、点在している程度だった。エレキに絡まない分、余計な作業をしなくて済むのは有難いが、バスが付いているのか気になった。

今回のタックルはこの3セットを選んだ。プラグは僕の最も好きなペンシルベイトを結んだ。まずはファンキーバードを結んだFGO-65Lを握った。今回の釣行はチューニングしたリールのテストも楽しみの1つだった。まず1投。軽く振りかぶりファンキーバードをリリースした。前回より明らかに飛んだ。しかし若干のバックラッシュ。次は少し初速を上げてみた。やはり途中でバックラッシュが起きた。メカニカルブレーキを調整しながら数投したが、納得のいく結果にはならなかった。もしかしたらと思いプレートを外してみると、何とブレーキブロックが入っていなかった(笑)。調整の為にと用意していたブレーキブロックを1つ付けてキャストしてみると、以後バックラッシュとは無縁になった。投げ心地は良く、プラッギングも満足出来るものだったが、一向にバスは出なかった。次は5000Cのテストに移った(この時点で釣りではなくテストになっている^^;)。5000Cはブレーキブロック1つでバックラッシュは起きず、滑らかな回転で飛距離も出た。ウィードエリアが似合うクロコダイルにもバスの反応はなかった。5500Cにはアベイルスプールとの回転の違いを見る為に純正スプールを付けていた。結果は、全くの別物と言っていい程の違いがあった。セラミックベアリングを付けているが、スプールの重さが回転の妨げになっているのは明らかだった。一通りテストが済むと、肝心のバスのことを思い出した(笑)。エリアを変えて1匹キャッチを目指した。フィリプソンにインナーハンドWB23を結ぶと真面目に釣りを始めた。そしてこの23モデルの泳ぎにシビレまくった。”15年モデルってこんなにスライド幅が広かったかな~⁈” と、まさに感動ものの泳ぎだった。ただ冷静に考えればロッドの違いもある為、次回はその答えを見付けるべく15モデルを試そうと思っている。

 

それで肝心の釣果の方は・・・。

暑さに耐えきれず昼前には終了となった^^; 

今回もバスのボイルすら起こらず、気配も感じられなかった。今シーズンも・・・と、嫌な気配もしなくはないが、次回を楽しみにしている♪ インナハンンド15の検証もあるし(笑)。

 

インナーハンドWB。画になるプラグですね。