4歳のハッチ。1歳半から始まったキョーレツなイヤイヤ期を経て、天使の4歳がやって来るのを心待ちにしていましたが、一向にやって来ない
お主、ferocious foursタイプだったか…
相変わらず不毛な小競り合いの日々で、登園ルートにあるお家から、おじいちゃんが「あらあら。どうしたの〰️」と心配して出てきて声をかけてくれたり…そうやって気にかけてもらえると、私も気持ちが少し楽になり、本当にありがたいなぁと思います。
先日はあまりに理不尽な彼女の言動に、ハッチに対してはネジ外れてるのかな?っていうぐらい忍耐強く穏やかな夫ですら、声を荒げていました
広い公園でテントを張ろうとした際に、自分でやってみたかったハッチ。でも、ひとりでは無理で、でも私たちのアドバイスは聞きたくない!と、怒ったり泣いたりなかなかの拗らせっぷりでした。
どう対応してもおさまらずでしたが、何とかテントを張った後で遊んでいると「テントのこと、ごめんね」と言うのです普段はなかなか自分からごめんなさいが言えないハッチの言葉に、もう、ビックリ。
あぁ、ちゃんとわかってたんだ、と思って、「そうかそうか~ お父さんやお母さんのために、ハッチが自分ひとりでテントを張ってあげようと思って、がんばってくれたんだよね?でも、うまくできなくて、悲しかったんだよね?」と聞くと、「うん、そうそう」ときちんと自分の中でも整理ができているようでした。
「じゃあ、おとうさんにも、ごめんねできるかな?」と尋ねると「うん、できる」と言って、きちんと夫にも謝っていました。
同じようにキーキー言っているように見えても、ハッチの内面は確実に成長しているんだってことを感じられた日でした。
ま 、帰るときにもひと揉めあったのですが、そりゃあ、一度にスムーズにはいかないよね!上出来、上出来。
そんなことがあった次の日、「ねぇねぇ、ハッチはどこから来たの?」と質問され、おっ!これはそろそろ生命誕生についても教えるタイミング?とも思ったのですが、人がいる場所だったこともあり、「おなかからだよ~」と軽く返事をしたところ、「じゃあ、ハッチはなんで来たでしょう?」と聞かれました。
「ううーん、なんでだろう?」と答えると、「お母さんと一緒にいたいからだよ!」と言ってくれました。う、うれしい…
「えー!!そうだったの~!うれしいなー!」と思わずつないでいた手をぎゅっと握り返しました。
ハッチは予定日より3週間早く生まれたのですが、「お母さんに会いたくて早く出てきた」とも言っていました。
子育ては忍耐続き、なんの修行なんだろうと思うこともありますが、忘れられない言葉をもらい、こころが揺さぶられ、ポカポカとあたためられた気がしました。
これからも愛情をたくさん交換できる家族でいたいなと思います。ハッチ、ありがとう~。