日曜日、することがなくて暇な私たちは「いっちょかめ吉のお家をリュニューアルするか!」と買い出しに行きました。

ろ過器と逃げ出さないようにかぶせる網を買っただけなんですが・・・


怪しげだけど安い熱帯魚屋さんとコーナンへ行った帰りに果物が欲しくなってB旧品をおいている激安の八百屋さんに向かいました。

初めての信号待ちをしていた時に子猫の鳴き声が聞こえた。


ミャウミャウミャウ!!


ヨシヲ:お~~お母さんを探してるね♪

私:捨て猫かな?生き物を捨てるなんて人間のすることじゃないよね!

この後ふたりで散々捨てる人の悪口を言い合ってました。


次の信号でも子猫の鳴き声が・・・


ミャウ~~ミャウ~~ミャウ!!


ヨシヲ:ここでも鳴いてるよ!

私:今は猫の出産シーズンなのかな??


その後・・車が止まる度に子猫の鳴き声が!!!


私:車に猫積まれてるんとちゃう!!!

ヨシヲ:んな訳ないだろう~~・・・・


私:アンタ知らん間に猫轢いたんちゃうの!!恨んで鳴いているちゃうん・・・

ヨシヲ:そんな訳ないだろう!




八百屋さんで駐車するつもりだったけど隣のパチンコ屋さんへ車を停める。

ここはパチンコ屋、ラーメン屋、カラオケが同じ敷地にあるくせにいつも駐車場がガラガラなのでゆっくり停めることができる。


必死で猫を探したけどいない。。


一安心して車をそのままにして隣の八百屋さんへ・・・


大量の果物を買ったついでにラーメン屋さんへ行こうかどうしようかと迷い・・ここのラーメンは結構好きなんだけどあまりお腹がすいていないのでまた今度にしようということにしたのだが・・・


この時私たちはラーメン屋に寄るべきだったのかもしれない。。

その数秒後にその日一日中振り回される事件が待ち構えていたのだ!


ラーメン屋の角を曲がった瞬間にヨシヲが固まる。

どうしたんだと思った瞬間聞こえるではないか!!


ミャウ~~ミャウ~~ミャウ!!


いる・・いるよこれ・・完全にいるよ・・


でもどこに・・????

必死で探す私たち。

数分後ヨシヲが叫ぶ!!!


いた~~~~~~叫び


後方の車輪の裏側にいました。


一体なぜ????

でも落ちなくて本当に良かった・・・


必死で救出したものの・・猫は怯えてガタガタ震え涙をボロボロこぼしていた。


可哀想に・・・相当怖かったんだろうな・・


もっと早く気が付いてあげたらよかった。

その後はどうしたらいいのかわからずとりあえず弱っているみたいだから動物病院へ・・


引き取ってくれる友達がいないかとあちこち電話したけどやっぱり駄目。。。


午後の診察まで3時間くらいあったからとりあえず家に連れて帰りました。



$いつもふたりと一匹で!


とりあえずミルクと子猫用のエサをあげたらすごい勢いで食べる食べる。


お腹がすいていたんだ・・やっぱり野良か・・


HPには里親相談にのるみたいなことを書いてあったからその病院に行ったんだけど・・あくまでも貰い手が見つかるまでは自分たちで世話をしないといけないらしい・・当たり前か・・


ちなみに医者が言うには猫が車に乗り込むことはよくあるらしいです。

エンジンが温かいので寄ってくるらしく最近みたいに急に寒くなった頃が危険なんだそうです。


色々と親身に相談に乗ってもらったけど長居をしてはいけないと思い「あまりいてもこちらには迷惑だから・・・」と切り出した瞬間、医者が大きく2度3度うなずいたのを私は横目で見た!!


やっぱり迷惑でしたか・・あせる

こんな相談にくる人は多いんだろうな。。


申し訳ない。



医者と相談した結果、飼える環境でないのなら元の場所に戻すのが一番いいということになった。


うちにはかめ吉がいるし金魚も15匹いる。

しかも私も飼い主が見つかるまでとはいえずっと家にいられる訳ではない。


散々捨て猫をする人の悪口を言い合っていた私たち。

事情が違うとわかっていても心が痛む。


知らない場所に連れまわされて怯えていた猫も最後にはヨシヲに少し懐いたみたいです。


$いつもふたりと一匹で!


ますます心が痛むしょぼん


ちなみに・・・私のことは怖がってました。

車に乗っている間暴れるからずっと押さえつけられていたせいもあるんだけど・・あせる


でも・・ミルクもエサも私が走って買いに行ったのに・・・あ・・でも食べさせていたのはヨシヲか。。。


なんだかいい所をお父さんに持って行かれて怒るお母さんの気持ちがわかった気がするメラメラ


いよいよお別れの時間です。

家でも病院でも他の場所でも車から降りた瞬間は怯えていた子猫。


たぶんここだろうと思っていたコーナンの駐車場では一目散に走って行きました。

その後ろ姿を見送る私たちは切なかったダウン


医者は子供がいなくなったら探す母猫もいれば探さない猫もいるらしく・・私たちはお母さんに会えるのを願うしかなかった。


力不足で本当にごめん。。。

あとはあの子猫の人生(猫生?)だ、好きにするがいいさ・・


そうは思っていてもなかなか割り切れるものではない。

2日経った今でも心が重いです。


これに懲りてもう二度と車には近づかないで欲しい。

でもヨシヲ曰く


エサやっちゃったから味をしめてまた乗るんとちゃうか???

ありえそうで怖いです。。


この気持ちが晴れることはないでしょうね。この季節がくる度に思い出しそう・・・


私とヨシヲの心にずっしりと重い思い出となってしまいました。

いい飼い主が見つかって欲しいと願う私と人に飼われることが幸せだとは限らないというヨシヲ。


どちらにしても幸せな猫生(?)を送って欲しいです。


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