先日、長女が高校を卒業しました。


3年間、本当にあっという間でした。
この3年間は、長女にとっても、私にとっても、すごく幸せな3年間でした。



長女の卒業式では、着物を着たいなと
密かに思っていました。

今となれば、私は贅沢なお稽古事をさせてもらっていたなと感謝しかないのですが、
小学生から大学生になるまで、
お琴と三味線を習っていたので、
(先生と親が友人で、親のお付き合い)
子どもの頃から 着物を着る機会が多くて、
あまり 着物が好きではなかった私、
この機会に、また着たいなぁ と考えていました。

しかし、夫が、
「親が着物を着る必要ある?親が主役みたいになるやん(笑)着物を着る必要あるかな?」とか言うから、、、なんか、気が引けてきてショボーン
「アヤが着物着るのなら、俺、横でジーパンはいてようか?(笑)」とか、意味分からない冗談を言って笑うから、
なんか、ちょっとイラッむかつきとしたけど、

うん…そうかなぁ…まぁそうやね… 
と、言って、
ちょっと気持ちが下がっていた私に、
長女が、
「ママは着物を着たら、めっちゃ綺麗になるから、目立つからやめとき~飛び出すハート」と、上手いこと
おだてる長女に 話まとめられて
朝、
持ってる洋服の中で
一番良い ワンピーススーツを出して、
母が私が子どもの頃にずっとお式でつけていた
コサージュをつけて、
 そしたら、学年一番 お上品なお綺麗なお金持ちのお母様が、
「〇〇ちゃんのママ、いつもとても可愛くてお綺麗ですね。その柔らかいお声がとても大好きでした」
と言って来てくれておねがいキラキラ
なんかよく分からない、お高そうなチョコレートをわざわざ用意していて下さり、

単純だから、
もう、嬉しくて嬉しくて泣くうさぎアップ

 その後、長女が、
「ね、ママ、着物やなくてよかったやろ?ママ着物着てたら、綺麗になりすぎちゃうよ、あのマダムたちを超すよ(笑)私たち、庶民やからね、ママ(笑)」と、
ニコニコ言う言葉を、また 真に受けて、
「そう?そんなにママ着物映えするかな?」
って、嬉しそうな私を見ながら、
夫が 半分呆れた笑みを浮かべながら、
呆れるのをとおりこして、
もう好きにしてくれ みたいな顔で、
「昔のじゃなくて、着物、新しく仕立ててもいいよ」と、言うから、
アホな私はまた真に受けて爆笑
昨日、娘たちとショッピングついでに、
一人、呉服店で ブラブラと見ていると、
「娘さんの成人式か何かですか?」と、店員さんに声をかけられ、
はっ、と我に返るBBA驚き

そ、そうね、
そんな時期ね、
3年に一度、着るか着ないかも分からない、
もしかしたら、また、一度しか袖を通さないかもしれない自分の着物を
仕立て直したりしてる場合やないわねあせる
と、現実に戻り、

あ、大丈夫です、好きに見させて頂くのでお構いなく
と、しばらくお店を見ながら、
あ、
やっぱりもう 今新しく仕立てても
着ることないな、
と確信して、お店をあとにしました。

と、いう、
どうでも良い、着物の雑談で、卒業式の話からそれましたので、

また 続きの日記に書きます。