鬱々とした重たい風が僕の心の中を
吹き抜けていく。
今まで大事なものから逃げてきたからか?
いつの間にか逃げ癖ができていた。
なぜ、あの時真正面から立ち向かえなかったのか?
ということばかり。
もう、何十年も口を聞いていない人がいる。
だから、同級生でも友といえない。
いつの間にか、周りから人が消えていった。
孤独と不安の日常。
そこからどう抜け出すのか?応えてくれる人もいない。
もがき苦しんでも、自分で答えを出すしかない。
それが果たして、僕にできるだろうか?
新しい自分に生まれ変われるだろうか?
また、夢が見える時がくるだろうか?
今は「明けない夜はない」という言葉を信じて、
耐え続けるしかないのだろうか?