土曜日の夜。子供の頃は、ワクワクするような気持で過ごしていた気がする。
それなりの年齢になると、一週間の疲労感のような気だるさを感じる。
外は雨となると、テレビやDVDが友達のような気分だ。
元々、私は連続ドラマよりも、一発物のサスペンスなどの方が好きで、
今も録画中だ。
生で見る時も、念のためにDVDレコーダーに録画しながら見る。
やはり、途中で疲労から眠ってしまうことが多いからだ。
そして、後で、ざっと流して見てみると、自分が、どの時間帯に何分くらい、
うたた寝をしていたかが、よくわかる。
一時間以上、眠ってしまうような事があれば、夜中の睡眠が減ると覚悟して、
DVDビデオの準備をしたりする。
もちろん、連続ドラマも気に入った役者さんが出ていたりすると、録りだめしておく。
そして、時間がたっぷり出来た時に、まとめて見る。
毎週、毎週、見続けるっていうのは、結構、労力がいるし、細かいストーリーを
忘れてしまったりする。
極端に言えば、NHKの朝の連続ドラマでも、半年間分DVDビデオに落としておく。
それでも、4、5枚、安いものだ。毎日、15分ずつ見るより、余程、楽だ。
例えば、一週間で90分、一月分でも6時間だ。
夜中の眠れない時などに、見続ければ、いつの間にか終わっている。
そして、何よりも、私はDVDビデオは、睡眠薬代わりになると思う。
眠れない時、部屋を暗くして「うーん、眠れないな」と唸っているより、
録りだめした連続ドラマでも、順番に見ていれば、
知らない間に、頭も疲れて、眠っていて、機械も勝手に、止まってくれている。
人間、どんなに不眠不眠と騒いでいる人でも、「人間」である限りは、
平等に睡眠時間が訪れるものだと、私は思う。