夏の始めの生存報告 | ふたびよ!  ~絵日記で綴る二人日和~

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絵描き同人の旦那くん(AQUあ。)とハンドメイドが趣味の奥さん(ハクヤ)のブログです。
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暑いですね・・・。
食欲はあるので、なんとかバテずに過ごしてますが・・・。
今年は乗り越えられないかもしれないな・・・。

出来ることが少ないので、今だチマチマと字の練習と塗り絵をやってます。
最近気づいたのですが、奥さんは鉛筆が好きなようです。
字の練習も鉛筆です。
芯を紙にこすりつける感触が好きなのです。
芯が減っていく感じも良いのです。
少しずつ短くなる鉛筆が、練習した時間を表している気がしちゃうんですよね。
たまっていく練習後の紙、減っていく鉛筆。
何となく見てると良い気分です。
塗り絵の方は、違うメーカーのものを何本か追加しました。
トンボの赤と、三菱の青水色桃色黄色黄緑。
どちらも、いわゆる学童用。
レビューでも、やたらと強調される部分の学童用。
これで奥さんが持っているのは、無印、シャチハタファーバーカステル、トンボ、三菱になりました。
で、使ってみて、今後揃えていくのは三菱の学童用にしました。
ホルベインも気になっていたのですが、色鉛筆にいくつか要求があって、それを満たすのが三菱だったわけです。

その1安い
色鉛筆は削って使うわけでして、芯の部分に廃棄が出るのです。
高い色鉛筆だとそれがもったいなくてなかなか削れない。
しかし、削ってそれなりに細くしておかないと細かいところが塗れない。
削ることに罪悪感を覚えるのは、かなり辛いのです。

その2バラ売りしている
ヨドバシで送料無料で送ってくれるし、文房具やに行けば、学童用だから高確率で置いてある。

その3重ね塗りしやすい
学童用は芯が固く、ツルツルして重ね塗りは向いていない。とよく見るのですが、そこまででもないかなと思います。
芯が固いとも感じなかったです。
高級色鉛筆と比べれば、足元にも及ばないかも知れませんが、奥さんが塗り絵に使う初心者技術であれば何の問題もないです。

色鉛筆比較

無印
芯がザラザラしていてワックス少なめな気がする。
だか色の発色は濃い。
紙を選ぶ。
値段が安くて手頃。
ただ木軸のままなので色がわかりにくいのと、奥さんのように手がやられていて握力に支障がある人には、ツルツル滑ってしまうので向かない。プニュプニュクリップ必要。

シャチハタファーバーカステル油性36色
芯が固い。
重ねていくと、ワックスで表面がツルツルしはじめ、色が乗りにくくなる。
濃い色は濃く出るが、淡い色は薄く出るので塗るのに少し時間がかかる。
粒子が細かいので、画用紙のような粗い紙でも凹んだ部分にしっかりと色が入る。
画用紙の白が残りにくい。
赤の種類が弱く、赤というより朱色に近く感じる。

トンボ赤(カラーペンシル1500)
シャチハタでツルツルになっている表面でも「赤ですが何か?」とばかりに、シッカリと乗り主張してくれる。(奥さんの技術ではシャチハタは赤が乗りにくかった)
しかもその上から、さらにシャチハタを重ねられるようにしてくれる男前。
塗った感触はサラっとしている。

三菱青水色桃色黄色黄緑(880)
発色が良い。
軽い力で、シッカリと色が乗る。
だかその分、調整が微妙な手加減に頼らなければいけないので、シャチハタで慣れた手では濃くなりすぎないよう気をつけなければならない。
トンボに比べるとややしっとりした感触で塗れる。

この安くてバラ売りしてて重ね塗り出来て・・・のあたりまでなら、トンボも三菱も同じだと思います。
違いは芯の質感。
サラッが良いのかややしっとりが良いのか。
手の状態を考慮して、三菱に決定したわけです。

ネットでは、トンボvs三菱みたいになっていたり、所詮学童用と言われていたり。
どちらも良い色鉛筆だから質感の違いで選べば良いし、学童用でもこれだけのレベルを維持してくれているのは、やはり有り難いと思います。
日本は、文房具や画材一つとっても選択肢が多く入手しやすいので、本当に豊かなんだなぁとシミジミ思いました。

以上、奥さんの色鉛筆感想でした。