あの昼逃げから1年と2ヶ月が過ぎ、
身寄り無し重度障害児持ちシングルマザーになって2回目の年越しを迎えようとしています。
もう、元夫といた頃のしんどさ・モラハラ・息苦しさを忘れかけつつあるのと、
今は総じて、大変だけれども、
母子ともに、健康で幸せ。
これがあるので、
離婚したことをしっかり掘り返すことはだんだん難しくなってきているのかもしれませんが、
そんな私・『重度障害児持ち・身寄り無し・アラフォー・ド底辺パート主婦・シングルマザー』が考える、
【離婚して得たもの・失ったもの】を考え、
それを踏まえて、これからどうしていくべきなのか」、どうしていきたいのか、
思考の整理と、
そして、今やこれからに、離婚を考えている方々のための発信になればいいな、と思います。
今回は【離婚して失ったもの】について、私の場合のことを書かせていただきます
私が考える、離婚して失ったものはです。
重度障害児を協力して育てていく相手を失ったこと
↑それに伴って、本当に多くの得たいもの・得たかったものを諦めなくてはならなくなったこと
自分の緊急時に安心して子供を見てもらえる環境がなくなったこと
大型連休や気候の良い公園、スーパーなどで温かい家庭を見たときの孤立感
「戸建ての」家
安定した夫の職(お金)
この中でも、私が失って痛いな・・・と思うものは、
↑それに伴って、本当に多くの得たいもの・得たかったものを諦めなくてはならなくなったこと
自分の緊急時に安心して子供を見てもらえる環境がなくなったこと
この2つです。
これって、『夫』を失ったから、というよりも、
『助け』を失った、というニュアンスが強いので、
例えば実家や親族が近くて頼れたりする環境があったなら、
ここの不安はなく、
つまり、離婚の痛手そのものも、ほとんどなかったかもしれません。
つまり、シングルマザー担った痛手というよりも、
【身寄り無し】と【重度障害児持ち】の方が、
今後も重くのしかかっていきます。
子供の預け先がないことで、
フルタイム正社員で働くことができない(フルタイムでも融通のきくパートしか無理)
旅行に行けない&実家に帰れない(癇癪持ち新環境に弱い重度知的障害児を旅に連れていくことは当面できません)
これが一番大きいです。
やらなくてはならないことも、叶えていきたい夢や楽しむことも、諦めなくてはならない。
まぁ、あの銭ゲバ・モラハラ夫と一緒にいたところで、
同じではありましたけどね
もしも願いが叶うなら(古)、
子供が5年生・6年生になった時に学校行事で行われる
林間学校(今は違う名前)
修学旅行
ここでもし子供が無事に(体調不良よく起こすので)これらに行ってくれたら、
近くで十分なので、温泉旅行に行きたいし、
10代を過ごした思い出の地や、大学時代を過ごした関西をもう一度巡りたいし、
趣味のカメラにその光景をキリトって、
今後の励みにしたいのです。
今後のパワーを吸いに、行きたいのです。
心を真っ新にしたい。
一度、洗い流したい。
今までの、積もりに積もった心の泥を、ピカピカに洗い流したい。
人生で一番欲しかった、キャリアと趣味を諦めることは、今でも悔しい思いが込み上げてきます。
ですが、希望は捨てたくない。
どんなどん底にいても、そこに居てすらも、希望はそこにある。
失ったものを悲しむのは止めて、叶えられるかもしれない些細な喜びを楽しみにしながら、来年も過ごしたいものです
次回は
【離婚して得たもの】について書かせていただきます