やっと地下1階(笑)

 

このフロアは、近代の作品が中心となるが

 

 

 

まずは、バロックのゴヤ

 

 

ゴヤは、マドリード郊外に「賢者の家」と通称される別荘を購入し、

 

この家のサロンや食堂を飾るために14枚の壁画を描いた

 

黒をモチーフとした暗い絵が多いため「黒い絵」と呼ばれている

 

 

 

 

 

別荘は1909年に取り壊され、壁画は現在プラド美術館に全点が所蔵されているが、

 

大塚国際美術館では環境展示として「ゴヤの家」を再現している

 

 

 

 

 

そして、いよいよ近代絵画のコーナーへと進む

 

しかし、時はすでに1時半になろうとしている

 

10時に入館したから、地下3階と地下2階で3時間半費やしたこととなる(笑)

 

 

 

 

 

まずは、印象派の巨匠ゴッホ!

 

 

 

 

 

ゴッホは「花瓶に挿したヒマワリ」を7点制作したと広く認められている

 

その「7つのヒマワリ」がここには全て展示してあるのだが、

 

実は現存している「ゴッホのヒマワリ」は6点のみである

 

 

 

 

 

こちらのヒマワリは、兵庫県芦屋市の実業家が所蔵していたのだが、

 

1945年の阪神大空襲で消失した

 

2014年に大塚国際美術館が原寸大の陶板で再現し、2014年10月1日より展示している

 

 

ゴッホのヒマワリというと50億円で落札されたとかのニュースで有名だが、

 

「この絵はいらないから50億欲しい」と私とQPさんの意見は一致した(笑)

 

 

 

 

 

ゴッホの自画像

 

 

 

 

 

こちらは、夏の自画像

 

ゴッホは、パリに移住してから38点の自画像を残している

 

モデルを雇う金がなかったため、手っ取り早く自身を描くことにしたと言われている

 

また、パリ移住以前の自画像がないのは、大きな鏡を持っていなかったためとされている

 

そんな貧乏だったゴッホの作品が現在とんでもない金額で取引されているとは、

 

ゴッホは思いも寄らなかっただろう

 

 

 

 

 

さあ、アテにならない床の矢印にしたがって進んでいこう

 

 

 

 

 

ワンちゃん可愛い

 

誰の作品だろ?

 

 

 

 

 

裸婦のコーナー

 

近代になると、神様じゃなくても裸体画はOKとなる

 

 

 

 

 

印象派と一口に言っても、ロマン主義、写実主義、バルビゾン派などと多岐にわたる

 

写実主義の風景画が好きかな

 

 

 

 

 

ロマン主義の代表ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」

 

1830年のフランス7月革命を主題としている

 

ちなみに、

 

ニューヨークの自由の女神像はアメリカ独立100周年を祝って、フランスから贈呈された

 

 

 

 

 

この辺りは、ロマン主義の作品かな?

 

 

 

 

 

このコーナーお気に入り♪

 

 

 

 

印象派はまだまだ続く

 

 

 

 

 

ここは何だろう?

 

と思って撮影したが、単なる通路だった(笑)

 

 

 

 

 

印象派の先駆者 マネの「笛を吹く少年」

 

これは、かなり有名な作品で、フランスの近衛軍鼓笛隊のマスコット的少年を描いたとされる

 

背景が消え、空気だけが人を包んでいると評されるが、

 

浮世絵の影響で画面が単純化されていると見ることもできる

 

 

 

時代も重なってるので、マネとモネがごっちゃになるが

 

 

こちらがモネ

 

マネやモネ、ゴッホは日本の浮世絵に影響を受けたので、日本的な絵も残している

 

この絵は「ラ・ジャポネーズ」という作品

 

どう見ても日本人には見えないけど(笑)

 

 

 

ということで、

 

地下1階もまだまだ続く・・・