大鳴門橋~!
前夜にホテルの部屋から観ていたあの橋だ
この下を鳴門の渦潮が渦を巻く
なんか、もう初日の観光とホテルのバイキングで十分満足なんだけど、
あくまでも今回の旅行のメインは、大塚国際美術館!
9時半開館なので9時に出発しようと思っていたのに、1時間も朝食を食べてたので、
ちょっと出遅れた(笑)
9時40分ぐらいにホテルをチェックアウトして、大鳴門橋を渡る
例によって、撮影は助手席のQPさん(iPhoneで撮影)
大塚国際美術館は大鳴門橋の袂にあるので、橋を渡って最初のICを出たら、すぐに着く
10時前に大塚国際美術館の前に着いたけど、駐車場がない!
「p1」と書いてある看板は、「第1駐車場行きシャトルバスの乗り場」
そのp1はというと、ここから700m先にある
遠っ!
しかし、ここに来る途中に「臨時駐車場」の看板があった
そっちの方がはるかに近いので、そちらに停めて、歩いて戻る
10時8分、再到着!
さて、
大きいと言えば大きいんだけど、後ろはすぐに山だし、意外とショボいのか?
と、ちょっと不安になりながら入り口へと向かう
入館券は、セブンイレブンで前売り券を買っておいた
通常だと3,300円だけど、前売り券だと3,160円とちょっとお安くなる
有効期限は1年間
入ると、長~いエスカレーターに乗って上に向かう
いったいどこへ?
正面から観たときは、平屋に見えたけど・・・
なんと大塚国際美術館は、その大部分が山の中にある!
エスカレーターを登り切ったところが地下3階!
こりゃあ、とんでもないぞ!
大塚製薬、すごいもの造ったな~!
さっそく出迎えてくれたのが、こちら!
こちらは、ローマのバチカン市国にあるサン・ピエトロ大聖堂のシスティーナ礼拝堂
に描かれたミケランジェロの「最後の審判」が展示されているが、
大塚国際美術館では「環境展示」という手法をとっていて、空間そのものを展示している
しかも、原寸大!
つまり、原寸大でシスティーナ礼拝堂の内部を完全再現しているわけだ
ここでは、かつて王将戦の第1局が行われたが、
紅白歌合戦の中継会場になったことで、一躍有名になったところだ
バチカンには2回行ったことがあるのだが、あの時の感動が蘇ってきた!
す、すごい!
天井を見上げて撮ってみた
長さが40mあるらしい
ミケランジェロは、足場を組んでその上に寝転がって描いていった
入り口の方から「創世記」「天地創造」「アダムとイブ」・・・と順に描いていったので、
奥に向かうほど絵が上手になっているそうだ
連載が進むとともに絵が上手くなる漫画家みたいなものか(笑)
一番上手になった頃(この頃はすでに60代)に描かれた正面の「最後の審判」
素晴らしい!
現物はフレスコ画だが、ここは全て陶板でレプリカを作っている
滋賀県の信楽にある「大塚オーミ陶業」で焼かれているので、これも信楽焼?(笑)
天井のサイド部分の曲線になったところを焼くのが難しかったそうで、
上にあるのと同じ物が、こちらに展示してあって、すぐ近くで見ることができる
すっごい精密!
10時半からボランティアガイドさんの説明が始まった
なかなか面白い♪
説明を聞きながら観ると、さらにそのすごさが分かる
記念にツーショット写真を撮ってみた♪
ほんとは、退職したら二人でヨーロッパ旅行に行く予定だった
私は2回ヨーロッパに行っているが、QPさんはアメリカにしか行ったことがない
QPさんは、ずっとシスティーナ礼拝堂とルーブル美術館に行きたいと言っていたので、
退職(再任用が終わって完全リタイヤ)したら二人で行こうと話していたのだ
ところが、ちょうどその時にコロナが始まって、旅行どころではなくなった!
そして、コロナが明けたら物価高騰と円安と老化で、すっかり行く気が失せた二人・・・
でも、今回、ここで、システィーナ礼拝堂の壁画を観ることができた♪
本物のシスティーナ礼拝堂は確か撮影禁止だったので、ここでツーショットも撮れて大満足!
さて、
このシスティーナ礼拝堂だけでもすごいんだけど、
オレンジの部分がシスティーナ礼拝堂なので、地下3階のごく一部に過ぎない!
どんだけ広いん?!
なんと、観覧順路は4kmあるそうだ!
さあ、観覧スタート!
つづく