4月2日(火)の京都
南禅寺での撮影を終えて、再び地下鉄蹴上駅へ
インクラインの上からは、ウサギさんが見送ってくれた(笑)
三条京阪駅に着くと、いつものように高山彦九郎が御所に向かって土下座をしていた
高山彦九郎は上野国新田郡の郷士で、
「太平記」を読んで感銘を受け、高山家が新田義貞の家臣の家系だったこともあって、
「新田義貞=いい人、足利尊氏=悪い人」とインプットされたようで、
転じて「天皇の味方=いい人、天皇の敵=悪い人」という「勤王思想」に行き着く
18歳の時に居ても立っても居られず、「忠臣 高山彦九郎がただいま参りますぞ~!」と
天皇を救うべく京都へと乗り込んだが、
時は、明和元年(1764年)、京都の街は何事もなく平和だった(笑)
まあ、変なおっさんなんだけど、多年にわたる日記を残しており、
百年の時を経て、吉田松陰はじめ幕末の志士に大きな影響を与え、倒幕の原動力となった
高山彦九郎は、三条大橋の袂で御所に向かって土下座してから京都に入ったので、
この像が作られたらしい
さて、この日は花見に来たのであって、彦九郎に会いに来たわけではない(笑)
三条から四条へと下って、祇園白川を目指そう
川を発見した
これが祇園白川だと思われるが、やはり辰巳大明神に行かなくっちゃ!
って、どこにあるんだ?
これじゃないことは、確か(笑)
咲き始めだった桜を愛でつつ辰巳大明神を探す
それにしても、やっぱり風情があるなあ♪
川と桜ってのも合う
山茶花?椿?
桜をバックにしたかったんだけど、なかなか角度が合わない
機材は、Z50+ZDX18-140mm高倍率ズーム
けっこう寄れるので、使い勝手がいい
おっ!
なんか観光客がいっぱい集まってるエリアにやってきたぞ
ZDX12-28mm広角ズームにチェンジして、パシャリ!
辰巳大明神に到着~!
小さな神社だけど、京都が舞台の2時間サスペンスには必ずと言っていいほど登場する
御所の辰巳の方角(南東)にあることから辰巳大明神と呼ばれ、
元々は南東の方角を守る神社だった
「祇園のお稲荷さん」とも呼ばれるが、祭神は狐じゃなくて「狸」
辰巳大明神は芸事の神様でもあるらしく、舞妓さんや芸妓さんがお参りに来るらしいので
しばらく待ったけど、現れず
こちらへと進む
祇園白川の桜♪
川上はこんな感じ♪
うん、満足♪
さあ、このまま四条通りまで突き進もう!
つづく