１９８４年３月２１日、6thアルバム「EACH TIME」を発表。
爆発的ヒットを記録した「A LONG VACATION」(1981)に続き、こちらも大瀧の代表作となった。
ロンバケに続き、松本隆が作詞を担当しているが、ロンバケが陽ならこちらは陰の要素もあり、爽やかさが突き抜けない感覚がある。このオリジナルでのアルバムからはシングルカットがなく、これといった代表曲が生まれなかったことも理由としてあると思う。
結果的に、これが大瀧最後のオリジナル・アルバムとなってしまった。
４月１日、「EACH TIME SINGLE VOX」をリリース。
アルバム「EACH TIME」のすべての曲をシングル盤にしたBOXで、一部アルバムとは異なるミックスがなされている。
同日、「NIAGARA BLACK VOX」をリリース。
「夢で逢えたら（シリア・ポール）」「多羅尾伴内楽團 Vol.1 」「多羅尾伴内楽團 Vol.2」「DEBUT」「LET'S ONDO AGAIN」を収録。
６月１日、NIAGARA FALL OF SOUND ORCHESTRAL名義のインスト「NIAGARA SONG BOOK 2」をリリース。
１９８５年６月１日、ベスト盤「B-EACH TIME L-ONG」をリリース。
新曲【Bachelor Girl】と【夢で逢えたら (Instrumental)】を含む構成。
１１月１日、シングル「フィヨルドの少女 / バチェラー・ガール」をリリース。
１１月２１日、「アーリー 大瀧詠一（1985年版）」をリリース。オリジナル版に７曲追加。
１２月、コンピレーション盤「SNOW TIME」をリリース。
１９８６年６月１日、過去のアルバムのリミックス盤「SONGS（SUGAR BABE）」「NIAGARA MOON」「NIAGARA TRIANGLE Vol.1」「GO! GO! NIAGARA」「NIAGARA CALENDAR」「NIAGARA FALL STARS 2nd Issue」に加え「Complete EACH TIME」をリリース。
同日、BOX「NIAGARA CD BOOK I」をリリース。先の６枚に加え「DAWN IN NIAGARA」「NIAGARA CM SPECIAL Vol.1 2nd Issue」を加えた構成。
１９８７年６月２１日、過去のアルバムのリミックス盤「夢で逢えたら（シリア・ポール）」、再編集盤「TARAO BANNAI SPECIAL」、リイシュー盤「DEBUT SPECIAL」「LET'S ONDO AGAIN SPECIAL」と、以上の４枚をまとめたBOX「NIAGARA BLACK BOOK」をリリース。
１９８９年６月１日、リマスター盤「A LONG VACATION」「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」「NIAGARA SONG BOOK」、リマスター＆再編集盤「EACH TIME」「NIAGARA SONG BOOK 2」「B-EACH TIME L-ONG」をリリース。
１９９１年３月２１日、コンピレーション盤「EIICHI OHTAKI Song Book I -大瀧詠一作品集」をリリース。
１９９５年３月２４日、コンピレーション盤「EIICHI OHTAKI Song Book Ⅱ 大瀧詠一作品集 VOL.2 (1971-1988)」をリリース。
（９）につづく
アルバム
22 EACH TIME(1984) ★★★★★
23 EACH TIME SINGLE VOX(1984) BOX
24 NIAGARA BLACK VOX(1984) BOX
25 NIAGARA SONG BOOK 2(1984) NIAGARA FALL OF SOUND ORCHESTRAL
26 B-EACH TIME L-ONG(1985) ベスト盤
27 アーリー 大瀧詠一（1985年版）(1985)
28 SNOW TIME(1985) コンピレーション盤
29 Complete EACH TIME(1986)
30 NIAGARA CD BOOK I(1986) BOX
31 TARAO BANNAI SPECIAL(1987) 再編集盤
32 DEBUT SPECIAL(1987) リイシュー盤
32 LET'S ONDO AGAIN SPECIAL(1987) リイシュー盤
33 DEBUT SPECIAL(1987) リイシュー盤
34 EIICHI OHTAKI Song Book I -大瀧詠一作品集(1991) コンピレーション盤
35 EIICHI OHTAKI Song Book Ⅱ 大瀧詠一作品集 VOL.2 (1971-1988)(1995) コンピレーション盤