7月、バンド名をパブリック・イメージとする。
10月、シングル「Public Image」をリリース。
12月、1stアルバム「Public Image: First Issue」を発表。

既発のシングルもそうだが、何曲かはセックス・ピストルズ時代のプロデューサー、マルコム・マクラーレンへの中傷を歌っている。
ライドンのヴォーカル・スタイルはピストルズ時代よりも甲高くなり、音楽性も、同じフレーズを循環するようなものだが、攻撃性を備えているため、ピストルズのファンも受け入れられるだろう。ただ、ダブの影響を受けた【Fodderstompf】は新たな方向性の曲で、ライドンの興味が、パンクだけではなく多方面にも及んでいることを示唆している。
1979年2月、ジム・ウォーカーが脱退。
(2)につづく
アルバム
1 Public Image: First Issue(1978) ★★★★
第1期 1978-1979
ジョン・ライドン(vo)、キース・レヴィーン(g)、ジャー・ウォブル(b)
ジム・ウォーカー(ds)