細野晴臣(4) | ヒロエモンのハッソーハッソー

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聴いてる音楽、プロレス観戦、美術展など

(3)のつづき

1973年3月、参加したヤング101「ぼくら青春の日々」が発売。

5月、参加した中川イサト「お茶の時間」が発売。

5月25日、1stソロ「HOSONO HOUSE」を発表。


細野の自宅で録音されたという1stアルバム。レコーディングにはキャラメル・ママの鈴木茂(g)、松任谷正隆(piano)、林立夫(ds)が参加している。
アメリカのシンガーソングライター、ジェームス・テイラーに触発されたサウンドで、日本語で歌う素朴なソフトロックといった内容。
私を含めてYMOからファンになった人がテクノを求めて細野の作品を聴く場合、こうしたYMO結成以前の作品はニーズと違いすぎるため取っ掛かりずらいのだが、はっぴいえんどで日本語ロックに取り組み、フォーク全盛期の中、音楽仲間を増やしながら自らの音楽を作り出していくこうした黎明期の作品は、ルーツを辿る上で非常に重要だ。自分は年齢を重ねてようやく聴けるようになったが、細野はこの時まだ26歳。






(5)につづく

アルバム
1 HOSONO HOUSE(1973) ★★★★