2021年7月、パーカー・ラングレン(g)が脱退。マイク・ストーン(g)がツアーに参加し、その後正式メンバーとなる。
2022年10月、15th「Digital Noise Alliance」を発表。

新たな時代を進むクイーンズライク。トッド・ラ・トーレ(vo)が加入してからもう4作目となる。他のメンバーはいろいろ変わっており、最近ではツアー・ドラマーだったケイシー・グリロを正式メンバーとしているが、マイケル・ウィルトン(g)とエディー・ジャクソン(b)のバンド創生組がしっかりとまとめている。
ドラマチックでプログレッシブな展開はこのバンドの個性で、前任ヴォーカル時代は人気を極めたものの、一時期あまりにもダークに暴走しすぎてファンが離れてしまったが、こうしてトッドの時代となり、聴かせどころを抑えつつドラマチックに展開するスタイルへと軌道修正に成功した。一気に突き抜ける感覚はまだだが、程よいバランスでハードロックしている。良作。
アルバム
25 Digital Noise Alliance(2022) ★★★★
メンバー
2020-
トッド・ラ・トーレ(vo)、マイケル・ウィルトン(g)、マイク・ストーン(g)
エディー・ジャクソン(b)、ケイシー・グリロ(ds)