メガデス(8) | ヒロエモンのハッソーハッソー

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(7)のつづき

2021年5月、デヴィッド・エレフソン(b)を解雇。

8月20日、ライブ盤「Unplugged in Boston」をリリース。
2001年5月9日、ボストンでのアコースティックライブ。


同月、元メンバーのジェイムス・ロメンゾ(b)の復帰を発表。

11月、ライブ盤「A Night In Buenos Aires」をリリース。
2005年10月9日、ブエノスアイレスでのライブ。




2022年9月、16th「The Sick, the Dying... and the Dead!」を発表。


長年の盟友デヴィッド・エレフソンを彼のしたことを踏まえバンドへの影響を考慮して解雇したことは、普段から地獄や死といった暴力的な世界を表現しているバンドだとしても、今の時代、いかに健全性が求められているかを表したものと言えるだろう。
このエレフソン不在を埋めるべく、元メンバーのジェイムス・ロメンゾが復帰し、初期の作風を感じさせる今作では申し分ない働きをしている。しかし切れ味鋭いリフが迫ってくるような場面では、その勢いが若干足りないような気もする。やはりエレフソン不在の影響はあったのではないか。
曲は、メガデスらしいスピード感ある切り刻むリフを擁した個性的なサウンドでどれも素晴らしいもので、咽頭がんを患ったムステインも復調し大変良かったと思う。











アルバム
26 Unplugged in Boston(2021) ライブ盤
27 A Night In Buenos Aires(2021) ライブ盤
28 The Sick, the Dying... and the Dead!(2022) ★★★★

メンバー
第12期 2021-
 デイヴ・ムステイン(g,vo)、キコ・ルーレイロ(g)、
 ジェイムス・ロメンゾ(b)、ダーク・ヴェルビューレン(ds)