ロバート・フリップ(15) | ヒロエモンのハッソーハッソー

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(14)のつづき

1983年3月27日、ウォータールー、Theatre of Arts,Waterloo U.1st Lecture公演。
DGMLive

(1)Loop I(2)Loop II(3)Loop III(4)Loop IV(5)Loop V(6)Loop VI(7)Lecture I

同所での1日2公演の初回。すべてループのみで6種類。音は良いが観客の声や会場の様子が伺えないのでとてもライブとは思えない。そろそろ聴いてて疲れてきた。
サイトの解説では、フリップが音楽業界について述べたことが書かれており、業界は観客の求めるレコードやコンサートを提供する構造的装置を利用可能にし、あるいは方向性を提供していると言える、などと相変わらず小難しい言い回しをしている。

3月27日、ウォータールー、Theatre of Arts,Waterloo U.2nd Lecture公演。
DGMLive

(1)Loop I(2)Loop II(3)Loop III(4)Loop IV(5)Loop V(6)Loop VI(7)Lecture II

2公演目もループのみ6種類。カナダの音楽業界を変えるにはどうしたら良いかと問われ、フリップはこの部屋にはその可能性があるとし、どうすればよいかは別の問題だと、完全に本物であり、そうでなければ私はその可能性がなければプロのミュージシャンであることに我慢ならなかったし、私はここにいないとまで言い切った。もの凄いプライド。自らが開発したフリッパートロニクスというシステムを使ってその場の即興で演奏をし続けるフリップは、信念を持って活動をしていることがわかった。決して小銭稼ぎのためにやっているわけではなかったのだ。

(16)につづく