12月13日、みちのくプロレス「みちのくプロレス2019年東京大会Vol.7~前後不覚~」後楽園ホール大会を観戦しました。この日はフジタ"Jr."ハヤト1試合限定復帰戦、剣舞みちのくラストマッチのほか、毎年恒例の宇宙大戦争が行われ、超満員の観衆で盛り上がりました。では、早速試合の模様をレポートします。
第1試合 フジタ"Jr."ハヤト一日限定復帰戦 フジタ"Jr."ハヤト VS 拳剛
現在、がん闘病中のハヤトが医師の許可を得て、この日限定復帰。
選手コール。大量の紙テープがハヤトに飛ぶ。
序盤の攻防の後、エルボー合戦が始まる。
ハヤトのトラースキックが決まる。
拳剛はヘッドバットでハヤトを倒すと、グラウンド卍固めへ。ハヤトは「痛い!」と叫ぶ。
ハヤト、ドロップキックで拳剛を吹っ飛ばす。
ハヤトはフロントネックロックで締め上げるが、
拳剛はブレーンバスターで切り返す。
そしてセカンドコーナーからフットスタンプを投下。容赦しない攻撃。
ロープに走った拳剛にミドルキックで迎撃するハヤト。
ハヤトは投げっぱなしジャーマンを決めるが、拳剛に足を掬われドロップキックを喰らう。
ハヤトのミドルキックに顔面へのフロントハイキックで対抗する拳剛。
エルボー合戦からドロップキックを決め、再びエルボーを叩き込むとハヤトがダウン。
ダウンカウントが数えられる。
立ち上がったハヤトに拳剛がエルボー。気合を入れたハヤトだったが、またしてもダウン。
再び立ち上がったハヤトにエルボー連打。
ハヤトがダウン。カウントが数えられ、場内はハヤトコール。
しかし、立ち上がれず10カウントが数えられた。試合タイムは12分58秒、KOで拳剛の勝利。
抱き合ってお互いに健闘を称える両者。
ハヤトがマイク「拳剛!ありがとうございました。そして約3年間、オレの帰りを待ってくれた、ここにいる人たちの前に、控室でみちのくプロレスの仲間が『頑張ってこい』と言ってくれました。そしてファンの皆さま、待たせたね。まあでも今日は完全復活じゃなくて、これからも闘病生活が始まるので、まずはそこをしっかり治して、でも、時にはわがままも言ってこうやって一日限定試合とかできたらいいなと思ったりもしますし。やっぱ格闘技はスゲー楽しいっすね。どうですか、オレが帰ってきて、オレの試合を観たいと思いますか?師匠が上から見守ってくれて、仲間も見守ってくれて、オレには友達もいっぱいいて、本当に幸せです。レスラーになれてよかったなと思います。今日は宇宙大戦争もあります。最近、隣のジャニーズも日にちをずらしてきたのでオレらの勝ちです。今度はここでオレが、もうわからないけど、来年の宇宙大戦争に出たい!楽しみにしていてください。今日はありがとうございました。楽しんでください。」
非常に前向きなマイクで声を聴かせてくれたハヤト。闘病中とは思えぬほどしっかりとした試合で、キックの威力も凄かったです。これなら絶対に病気を克服して帰ってきてくれると思いました。ハヤトの本格復帰を待っています。
(2)につづく