1982年、5th「1999」を発表。

全米で400万枚以上を売り上げ、プリンスがブレイクを果たした記念すべきアルバム。この時点でのバック・バンドをザ・レヴォリューションと名付け、アルバムにも表記している。メンバーはデズ・ディッカーソン(g)、ブラウンマーク(b)、ボビー・Z(ds)、リサ・コールマン(key)、マット・フィンク(key)。サウンド、衣装、ステージング、PVと統一感のあるプロデュース、プロモーションがなされた。
アルバムは全11曲でLP2枚組。長めの曲が多く、延々とリズムの心地よさに浸ることができるのが好きなところ。メロディもポップで親しみやすく、彼の代名詞でもあった性的表現も後退したようだしこれなら彼女とのデートで一緒に聴けるかなと思っていたら、【Lady Cab Driver】でストレートに喘ぎ声が挿入され、気まずい雰囲気になったことも良い思い出(笑)。
(1-6)につづく