1995年、17thソロ「A Spanner in the Works」を発表。

4年ぶりのオリジナルアルバム。とはいえ、ロッドが曲作りに関わったのは3曲のみで、残りの9曲は他人が作った曲やカヴァーという構成。ボブ・ディランやクリス・レア、トム・ウェイツ、サム・クックといったアーティストの作品を取り上げるほか、「You're The Star」やトム・ペティの「Leave Virginia Alone」、カーマイン・ロジャス(b)、ジェフ・ゴルブ(g)、ケヴィン・サヴィガー(b)らと共作した「Lady Luck」のシングルがヒットした。どの曲もロッドが歌うとしっくりくるので、もうオリジナルかどうかはあまり関係ないのかもしれない。30人以上のアーティストが参加して制作された。地味だが、味わいのある1枚。
同年、キャロル・キングのトリビュートに「So Far Away」で参加。
(21)につづく
アルバム
27 A Spanner in the Works(1995) ★★★★