ブライアン・イーノ(8) | ヒロエモンのハッソーハッソー

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(7)のつづき

1978年、イーノ メビウス レデリウス名義で「After the Heat」を発表。
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メビウスとレデリウスの2人はクラスター名で活動するデュオで、イーノとの3人でのコラボは「Cluster & Eno」(1977) に次いで2作目。電子音を伴うアンビエントな雰囲気漂う中、メロディを繰り返すスタイルで、クラウトロックとも呼ばれている。クラウトロックは60年代後半から70年代前半にかけて西ドイツで登場した「反復」を伴う実験的な音楽で、今作のプロデューサーであるコニー・プランクがそのシーンに深く関わっている。


同年、「Ambient 1:Music for Airports」を発表。
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イーノのソロ6作目であり本格的にアンビエント・ミュージックに取り組んだ初の作品。タイトルの通り、空港で使用されることをイメージさせ、実際にニューヨークのラガーディア空港などで流されていたようだ。テープループを使い、様々なサウンドを繰り返し、重ねつつ、ゆったり感あるヒーリングミュージックを構築している。心が静まり心地よい時間を楽しみたい人に、このアルバムはお勧め。



(9)につづく

アルバム
12 After the Heat(1978) Eno Moebius Roedelius名義
13 Ambient 1:Music for Airports(1978) ★★★★