ダブルメインイベント II IWGPヘビー級選手権 オカダ・カズチカ VS 内藤哲也

大内藤コールの中、内藤が入場。

王者オカダが入場。

序盤は技のすかしあいなどが見られたが、場外戦を経て技を出し合う展開。オカダはダイビングエルボードロップを投下。

内藤が雪崩式リバースフランケンからスターダストプレス。しかしオカダがかわして両者ダウン。

オカダのレインメーカーが決まるもカウントは2。内藤はデスティーノを決める。

オカダがツームストーン・パイルドライバー。

レインメーカーを内藤はデスティーノで切り返す。

もう一度デスティーノを狙う。

オカダがキャッチして旋回式ツームストーン・パイルドライバー。

そしてレインメーカーが決まる。

カウント3。試合タイムは34分26秒。オカダが9度目の防衛。

外道がマイク「おい、内藤。おめえも間違いなく超人だよ。すげえレスラーだよ。東京ドームに集まったファン、世界中のファンに自信をもって言ってやるぞオイ。もう二度と誰一人、レインメーカーを止めることはできねえ。なんでかわかるか?ルェェェベルが違うんだよバカヤロー!プロレスの歴史に残るであろう、このレッスルキングダム12の最後は、もちろんこの男に締めてもらおう。完全無欠のIWGPヘビー級チャンピオン、レインメーカー、カズチカ・オカダ!」

オカダ「3つ、言わせてください。ひとつ、内藤さん、東京ドームのメインイベント、どうだった?最高に気持ちいいだろ?そして、勝ったらもっと気持ちいいぞ。また、やろうぜ。ふたつ、今日は東京ドームすごいお客さん、どうもありがとうございました。でもライトスタンド、がら空き。上の方も空いてるとこまだまだある。レインメーカーに任せなさい!しっかり超満員札止めの東京ドーム見せてやるからな。みっつ、特にあるぞ。今日勝ったオカダファン、うれしいかもしれない。内藤さんのファンは悔しいでしょう。バレットクラブのお客さんだって、鈴木軍のお客さんだって、レインメーカーが今ここに立ってるの納得できない人もたくさんいると思います。でもオレは、オレのプロレスで全員満足させて、ハッピーにしてやります。今まではレインメーカーとしてカネの雨しか降らせてこなかったですが、2018年、感動の雨、驚きの雨、幸せの雨、いろんな雨を降らせていきたいと思います!でも、一番はカネの雨。というわけで2018年も新日本プロレスにカネの雨が降るぞ!」

今年のイッテンヨンはこれにて終了。

メインの試合が終わったのが22時。試合開始が17時、第0試合は16時からだから、何と6時間に及ぶ長時間興行となった今年のイッテンヨン。その原因は正規カード9試合のうち8試合がタイトルマッチだったことにより、1試合あたりの密度が濃くなったためだと思う。今の新日マットはタイトル数が多く、ベルトは強さの象徴と言うよりは、個性の強い王者がそれぞれの色に染める感じになっている。正直昔のIWGPの理念からは遠くかけ離れた状況となっているわけだが、それだけ王者にふさわしいレスラーが多い証拠だと思う。個人的にはベルトの数が多くなってもリング上の熱気が上がって良い試合が増えればよいと思っている。唯一不満なのがバレットクラブやCHAOS、ロスインゴ、鈴木軍らの軍団が抗争してるように見えないこと。なぜ今のメンバーで軍団を結成しているのか、何をアピールしたいのか、何を目的に他の軍団と試合しているのかなどをもっとハッキリしてほしいのだが・・・考えすぎかな。