1988年、7thアルバム「Too Hot to Sleep」を発表。

素晴らしい成功を手にしたとはいえバンド内部はうまくいかないもので、アルバム制作前にリズム隊が脱退。後任にビル・サイニア(b)とミッキー・カリー(ds)が加入して制作された7th。内容的には若干ハードロック系に軸足を移し、と同時にシンセを使った聴きやすい曲も同居する感じに。しかし、大ヒットした後ということで世間の目も厳しく、セールスは低調に終わってしまった。曲の出来は一定レベル以上にあるのだが、ロッキー4のテーマのようなインパクトのある曲と比較してしまうと厳しいものがあるかもしれない。ファーストシングルの【Didn't Know It Was Love】は良い曲だが、世間にはあまり届かなかった。なぜPVを作らなかったのだろうか(見当たらないので)。あと、個人的に【Desperate Dreams】が好きなのだが、なぜシングルにしなかったのだろうか。この曲で勝負しても良かったと思うのだが。
ツアーではカイル・ウッドリング(ds)が参加。その後は解散状態となる。
アルバム
7 Too Hot to Sleep(1988) ★★★★
8 Greatest Hits(1989) ベスト盤
メンバー
第4期 1988
ジミ・ジェイソン(vo)、ジム・ピートリック(g,key)、フランキー・サリバン(g)、
ビル・サイニア(b)、ミッキー・カリー(ds)
第5期 1988
ジミ・ジェイソン(vo)、ジム・ピートリック(g,key)、フランキー・サリバン(g)、
ビル・サイニア(b)、カイル・ウッドリング(ds)