1971年、ポール・ニュートンの後任にマーク・クラーク(b)が加入。
同年、イアン・クラークの後任にリー・カースレイク(ds)が加入。
1972年、4th「Demons and Wizards」を発表。

1曲目の【The Wizards】が意表を突くアコースティックで驚くが、その後は幻想的で美しく緩急織り交ぜたブリティッシュハードロックが続く。シングルリリースされた【Easy Livin】は個人的にWASPのカヴァーの方を先に知っていたのだが、オルガンで彩られたオリジナルがまた素晴らしいこと!。ラストの【The Spell】が壮大な曲で、中間部のギタープレイが後期ピンク・フロイドを思わせる浮遊感を持っている。前作とは方向性が若干異なるものの、こちらも素晴らしい内容だ。
ちなみにレコーディング中にベースがゲイリー・セイン(b)に交代しているので、曲によってベーシストが異なっている。
アルバム
4 Demons and Wizards(1972) ★★★★★
メンバー
第6期 1971
デヴィッド・バイロン(vo)、ミック・ボックス(g)、マーク・クラーク(b)、
ケン・ヘンズレー(key,g)、イアン・クラーク(ds)
第7期 1971-1972
デヴィッド・バイロン(vo)、ミック・ボックス(g)、マーク・クラーク(b)、
ケン・ヘンズレー(key,g)、リー・カースレイク(ds)
第8期 1972-
デヴィッド・バイロン(vo)、ミック・ボックス(g)、ゲイリー・セイン(b)、
ケン・ヘンズレー(key,g)、リー・カースレイク(ds)