(7)のつづき
1980年、7th「Sneak Me In」を発表。
マイク・スターズが加入して2枚目。前作よりさらにコマーシャル方面に舵を切り、ドイツ出身なのに完全にアメリカン・ハードロック・バンドと化している。2人目のキーボーディストとしてエイドリアン・アスキューが加わり、サウンドがまろやかに彩られたことで、より多くの人が聴きやすい曲が出来たのではないかと思う。曲もこれまでのように独特のフィルター機能が働くことはなく、割とシンプルにパターン化されたものが多い。このことにより他のバンドとの差別化が難しくなり、
バンドの個性が喪失してしまったようだ。ステージでは親しみやすいお兄さん的なパフォーマンスをしているようだが、同じようなスタイルのバンドはごまんといるわけで、そうなると見た目で勝負をかけるしか・・・見た目では選ばれないかも。
アルバム
9 Sneak Me In(1980) ★★★★
メンバー
第3期 1980-1981
マイク・スターズ(vo)、ペーター・ヘスレイン(g)、 ディーター・ホーンズ(b)、
ペーター・ヘヒト(key)、エイドリアン・アスキュー(key)、
ヘルベルト・ボーンホルト(ds)