サディスティック・ミカ・バンド(4) | ヒロエモンのハッソーハッソー

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(3)のつづき

1985年6月15日、国立競技場のイベントに加藤和彦(g)、高中正義(g)、高橋幸宏(ds)、後藤次利(b)に坂本龍一(key)、松任谷由実(vo)を加えたメンバーでサディスティック・ユーミン・バンドとして出演。ゲストとして小田和正、財津和夫が参加。

1989年、加藤和彦、高中正義、小原礼、高橋幸宏に桐島かれんを迎えてサディスティック・ミカ・バンド(ミカはMica)を再結成。アルバム「天晴」を発表。
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13年ぶりのオリジナル・アルバム。先行シングル【Boys & Girls】がCMに起用されてヒットしたが、アルバムの内容としては初代ミカ・バンドとの共通点はあまり感じられない。当然のことながらこれまで各メンバーは様々な活動をしてきたわけで、特に解散後に自ら歌い始めた幸宏による曲は独特なシティポップ感を醸し出しており、これまでのバンドにはない雰囲気を持ち込んでいる。かれんのヴォーカルはそれほど上手いわけではないが(初代ミカもそうだったので別にかまわないが)、紅一点としてステージで存在感を出している。かれんはそれでいいと思う。気になるのがリーダーの加藤で、どこにいるのかと思うほど、存在感がない。




1992年、「タイムマシンにお願い」がシングルリリース。


(5)につづく


アルバム
6 天晴(1989) ★★★★
7 晴天 SADISTIC MICA BAND LIVE IN TOKYO 1989(1989) ライヴ盤
8 幕の内(1989) ベスト盤
9 別~サディスティック・ミカ・バンド(1992) ベスト盤