
カリスマ人気のある大家健だが、さすがにガンプロとして単独での後楽園大会は厳しいんじゃないかと思っていた。しかも満員にならなかったら引退すると発言してしまうし、さらにメインで大仁田とノーロープ有刺鉄線デスマッチまで決定し、それさえも負けたら引退すると言ってしまう有様。直前までTwitterで関係者が今大会を必至でPRし続ける中、正直見に行こうか迷っていましたが、結論から言えば見に来て正解でした。こんなに人間臭くて感動的で、大盛り上がりの大会はなかなかないと思います。間違いなく今年のベスト興行の一つに数えられるであろう今大会を全力でリポートします。
ダークマッチ~ガンバレ☆ロワイヤル(10人参加)
参加選手:シバター、マーズ・スペクター、木原文人、佐野直、ミスター・ノー、アメリカン・バルーン、ドクター・キリコ、タイガー・ベッドシーン、4代目3代目J-Soulパンディータ、趙雲子龍。
11時40分、ダークマッチ開始。怪しいレスラーが次々と登場。



早速場外でそれぞれファイト。ドクター・キリコの怪しさに思わず後ずさりするミスター・ノー。

2階バルコニーでは佐野と趙雲が落とし合い。

首4の字の掛け合いも。

様々なレスラーが小ネタを挟むなか、ドクター・キリコはデカイ音のするチョップをタイガー・ベッドシーンに叩き込む。

そしてこのポーズ。

ミスター・ノーがヘッドバット。この人、試合開始からこればっかりやっていました。

セカンドロープから高さのあるヘッドバットを投下。しかしこれはかわされた。

アメリカン・バルーンがムーンサルトプレス。ミスター・ノー失格。

バルーンが観客にアピールする中、ドクター・キリコが秘薬を手に佇む。

秘薬を飲ませるが、効き目がない様子。

ならばとドクターはバルーンの乳の下に直接薬剤を挟むと、倒れ込んで敗北。こういった乳の持ち主には即効性があったようだ。

ベッドシーンは4代目3代目J-Soulパンディータと連携してドクターをオーバー・ザ・トップロープで失格に追いやる。

喜ぶ両者。しかし背後にはマーズ・スペクターが。

スペクター、アキレス腱固めとフロントスリーパーで両者失格に追いやる。

シバターに蹴りを叩き込むスペクター。

シバター、蹴りをかわすとスペクターを場外へ追いやる。ここで試合終了。試合タイムは11分42秒。

勝利を喜ぶシバター。

いよいよ本戦開始。
(2)につづく