キング・クリムゾン(39) | ヒロエモンのハッソーハッソー

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(38)のつづき

1974年3月31日、ドイツ プフォルツハイム、Jahnhalle公演

DGMLive!「Mar 31,1974 Jahnhalle Pforzheim, Germany」
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暗黒BOX Disc 16
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(1)The Great Deceiver(2)Improv I(3)Doctor Diamond(4)Improv II(5)Exiles(6)The Night Watch(7)Lament(8)Starless(9)Easy Money(10)Fracture

2005年にDGMLive!で発表され、暗黒BOXではリマスターされて収録。オリジナルアルバム最初の曲の(1)でライブがスタートしたのはこの日が初めてとの事。(2)はフリップがおなじみのサウンドスケープを演奏する中、ウェットンがロックライブでよくある曲の最後を伸ばすようなベースラインをデカい音で対抗する感じ。(4)は(5)に繋ぐ役割で静かに始まるが、ベースの音がデカくフリップもギターで対抗し、次第にジャズロック風になっている。(7)から(9)まで歌入りの曲が続き、(10)は3分で切れてしまう。


4月1日、ドイツ カッセル、Stadthalle公演

KCCC#36「Live In Kassel」
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DGMLive!「Apr 1,1974 Stadthalle Kassel, Germany」
暗黒BOX Disc 17
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(1)The Great Deceiver(2)Improv I(3)Doctor Diamond(4)Improv II(5)Exiles(6)The Night Watch(7)Lament(8)Starless(9)Improv III(10)Easy Money(11)Fracture

2007年、キング・クリムゾン・コレクターズ・クラブ#37で発表、2012年にDGMLive!でダウンロードサービス開始、暗黒BOXでは新マスタリングで収録された公演。激しい(1)で始まるが、演奏にもたつきが感じられる個所あり。いきなりのスピードチューンは酷かも。(2)はブルース調のベースラインを持つインプロ。(4)はブルフォードのドラムス連打に主導され、クロスのヴァイオリンが即興を流し込む。(9)は牧歌的なほのぼのとする短いインプロ。(11)は例によって途中で終了。それにしてもこの時期の音源は最後にテープ切れで終わるものが多いのだが、誰もテープを交換する人がいなかったのだろうか。サウンドボード音源だから誰かそばにいたと思うんだけど。始めに録音開始ボタンを押してそのまま放置して、だいたい撮れているからまあいいやみたいな仕事のやり方をしていたような気がするのは私だけ?

Improv III





(40)につづく