キング・クリムゾン(36) | ヒロエモンのハッソーハッソー

ヒロエモンのハッソーハッソー

聴いてる音楽、プロレス観戦、美術展など

(35)のつづき

1974年3月27日、ドイツ アウクスブルク公演

DGMLive!「Mar 27,1974 Unknown Augsburg, Germany」
暗黒BOX Disc 12
イメージ 1

(1)Walk On: No Pussyfooting(2)Dr. Diamond(3)Lament(4)Easy Money(5)Fracture(6)The Night Watch(7)The Great Deceiver(8)Starless(9)Improv: Augsburg(10)Exiles(11)Larks’Tongues In Aspic Pt II

2004年に(9)のみ編集版BOX「The 21st Century Guide to King Crimson – Volume One – 1969–1974」に収録され、2007年に全曲DGMLive!で公開済み。暗黒BOXではリマスタリングされて収録されている。ポテンシャルが高くかつ引き締まった素晴らしい演奏。(9)はシューッと音がする中ヴァイオリンがもの悲しいメロディを奏でる短いインプロ。(11)が2分52秒で切れるのが残念。
ちなみに会場はDGMLive!ではUnknownとされていたが、暗黒BOXではStadttheaterと明記された。


3月28日、ドイツ ディーブルク、Halle Der Fachoschule公演

暗黒BOX Disc 13
イメージ 2

(1)Doctor Diamond(2)RF Announcement(3)Lament(4)The Night Watch(5)Fracture(6)Improv I(7)Exiles(8)The Great Deceiver(9)Improv II(10)Starless

暗黒BOXで初登場の音源。(5)ではブルフォードの多彩な打楽器操作が目立つようになり、ウェットンのバリバリしたベースが絡まり迫力を増している。この日は長尺のインプロが2つ披露されており、(6)は音数の多いシロフォンと禁じられた遊びのようなギターが絡み、次第にリズミカルでジャジーなプレイに変化する曲、(9)は始めお互いに探りを入れていたようだが、フリップがサウンドスケープに変化し、クロスがキーキー言わしながら入ってくる。ブルフォードは何とか曲らしくしようと奮闘する様子が伺える。(10)は前半の歌の部分までで切れる。


(37)につづく